Obsidianのボスが「South Park: The Game」の開発に言及、“ESRBがどう反応するかわからないが加減はしない”

2011年12月7日 15:42 by katakori
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「South Park: The Game」

先日発売されたGame Informer誌のカバーアートとして登場し正式な発表が行われた人気アニメ“サウスパーク”のRPG化タイトル「South Park: The Game」、Neverwinter NightsシリーズやFallou: New Vegasを手掛けたObsidian Entertainmentがあの混沌としたサウスパークをフルボリュームの本格RPG化するとあって、色々な意味でサプライズな発表となりました。

GI誌最新号に掲載されたゲームのディテールについては先日もご紹介した通り、笑える程に“サウスパーク”な内容が判明しており、原作者であるトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏の直接的な開発への参加もあって、ファンの期待値はかなり高い状態となっています。

そんな中、今度はObsidianの創設者Feargus Urquhart氏がGame Informerのインタビューに登場、サウスパークのゲームを作るという重責に対する意気込みを力強くアピールしました。

UFOの墜落現場など、数点のアートワークも確認できるインタビュー映像

ObsidianのFeargus Urquhart氏によると、開発のオファーはパブリッシャーを務めるTHQから提示されたものではなく、サウスパークのライセンスを所持するSouth Parkスタジオから直接コンタクトがあったとのこと。氏はこれがビデオゲームビジネス的には非常にめずらしいケースで、South Parkスタジオがゲーム開発に臨む意欲の高さを如実に表していると示唆しています。

さらに、Urquhart氏はトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏の両者がObsidianにやってきた際のエピソードに触れ、そもそもの疑問として、何故“あの”サウスパークをRPGタイトル化したいと彼らが考えているのか判らなかったObsidianは両者といわゆる“普通”のゲームに関するスタンスや認識について語り合い最終的にサウスパークのRPG化が目指すゴールについて合意したとのこと。

氏はSouth Park: The Gameがけしからん内容である必要があり、クレイジーでばかばかしく、多くの罵り言葉が飛び交い、死にかけている子供達が登場し、正気の沙汰ではない事件が起こる必要があると発言。

しかし、このゴールを満たすとなると、ESRBの対応如何では問題が発生する可能性が残されていることを認めたUrquhart氏は、規制の問題よりも、タイトルが“サウスパーク”である事の方がプライオリティが高いと語り、一先ず自分自身に制限を持たせず、来る新作を“サウスパーク”として十分にくだらないタイトルに仕上げたいと意欲を明らかにしました。

という事で、是非最低にくだらない(※ 素晴らしい)タイトルに仕上がって欲しいSouth Park: The Gameですが、Obsidianの意気込みも上々で今後の続報にますます期待が高まるところです。

なお、海外サイトにてGame Informer誌最新号に掲載された戦闘シーンのイメージや幾つかのアートワークなど、数枚のイメージが登場しており、まさにサウスパーク的な何かになりつつあるゲームの様子が確認できます。

「South Park: The Game」
「South Park: The Game」
「South Park: The Game」
「South Park: The Game」
「South Park: The Game」
「South Park: The Game」
「South Park: The Game」
「South Park: The Game」
情報元及びイメージ:VG247, CVG, Gaming Everything, Game Informer

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