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2012年に入り、John Schappert氏やMike Verdu氏など要職の退社とスタジオ閉鎖、資金的な問題が続いている「Zynga」ですが、本日遂にチーフゲームデザイナーとして中期Zyngaの台頭を支えたブライアン・レイノルズ氏が同社を退社したことが明らかになりました。

ブライアン・レイノルズ氏は、かつて、シド・マイヤー氏の右腕としてアルファケンタウリやコロナイゼーションを手掛け、その後Big Huge GamesのRTS“Rise of Nations”や、Zyngaの大ヒットタイトル“Frontierville”と“CityVille 2”の開発を率いた著名なベテランデザイナーで、Zyngaのゲーム開発を率いるSteve Chiang社長の発表によると、今回の退社は氏が別の新たな機会を追求するべく決断したもので、偉大なデザイナーの貢献に対する感謝と今後の成功を願う言葉が記されています。

2009年に話題となった巨額の融資から始まった巨人“Zynga”の台頭ですが、2010年には評価額でEAを上回り、11年には新規株式公開も果たしたもの、2012年にはFacebookへの高い依存を背景にした幾つもの要因が重なり、一時15.91ドルにまで達した株価は昨年のQ2報告を境に2ドル台にまで下落（※ 昨日の終値は2.60ドル）する状況となっています。