doope!

ドロップ品質に絡む大きな調整や、一括鑑定/クラフトを含む各種新要素をもたらす1.0.8アップデートの登場に期待が高まる「Diablo III」ですが、新たに本作のシニアテクニカルゲームデザイナーを務めるWyatt Cheng氏が公式Blogを更新し、来る1.0.8におけるマルチプレイヤーの改善にフォーカスした新要素を紹介しました。

今回はCo-opプレイ時の経験値ボーナス上昇や、狩りの目的に応じたマッチメイキングの改善、敵体力の調整、アーコンWiz向けの仕様拡張など、よりマルチプレイヤーを促進する数々の新要素をまとめてご紹介します。

ソロプレイとマルチプレイヤーそれぞれの長所

• ソロ：自分のルートを自由に選ぶ事ができ、特定のレシピなどをファームしている場合には何度も繰り返しプレイ可能。休憩も可能で、実生活で誰かを待たせる必要はない。
• マルチプレイヤー：友人グループとのレベリングは素敵な体験に成り得る。ボスや大量のエリートを協力して素早く始末することは大きなファーミングランをもたらす。（Infernal Machine関連においても同様）

マッチメイキングタグの導入

1.0.8ではCo-opプレイの目的が選べるように改善される

• 1.0.8ではパブリックゲーム向けの“Matchmaking Tag”が導入され、難易度やクエスト、MPレベルの選択に加え、パブリックゲームの種類を選択することが可能となる。
• 現在、PTR上ではマッチメイキング用のタグとして、クエスト進行、Act全体のクリア、Keywarden、PvP（Braeling）の4種が用意されており、選択した場合、同様の選択を行ったプレイヤーとのマッチメイキングが行われる。

マルチプレイヤー時における各種ボーナスの追加上昇

• マルチプレイヤーにおける経験値ボーナスが、現在のシステム（2人時+10％～4人時＋30％）から、上方に修正される乗算式に変更される。
• 例：510％のボーナスを得るInfernoのMP10をプレイしている場合、得られる経験値はノーマル時の610％（通常の100％＋ボーナスの510％）となる。1.0.8において、この状態で4人Co-opを行った場合、経験値は793％まで増加し、追加プレイヤーの人数に応じてGFとMFに300％を突破するそれぞれ10％の追加ボーナスが付与される。

モンスターの体力値修正

• 現在、新たにプレイヤーがゲームに参加した場合、モンスターは70％の体力値ボーナスを得るが、1.0.8ではこれが70％から50％に減少される。
• これは、2人Co-op時に敵の体力が150％に抑えられることを意味し、3人プレイ時には200％、4人プレイ時には現在の310％に対して250％にまで抑えられる。

一括鑑定の導入

• 予てから予告されていた未鑑定アイテムの一括鑑定は、Co-opプレイにおけるインベントリ調整の無駄な時間を排する。

WizardのArchon持続時間に関する調整

• 多くのWizardがマルチプレイヤーを選択しなかった理由の1つであるArchonの持続時間追加に関する仕様を変更し、敵キルのアシストでも持続時間が追加されるよう改善される。

戦闘アラート機能の追加

• Co-op時の慣例的なチャットであるエリート発見時の“e”を始めとする報告をシステムでサポートする。1.0.8ではプレイヤーがエリートにダメージを与えた時、或いはトレジャーゴブリンを最初に発見した場合、チームメイトに通知を発送し、ミニマップ上に“Combat”アイコンを表示する。同様に、街のプレイヤーバナー上にも“Combat”アイコンが表示される。

“Players Near You”情報に追加

• StarCraft IIの“Players Near You”と似た、ローカルネットワーク用の機能を追加。これにより大学の共同エリアやインターネットカフェといった場所での接続を容易にする。

プライベートチャットの導入

• 最大99人までのフレンドと個人的な会話を行うメッセンジャークライアント的な機能を実装する。所謂恒久的なチャンネルの作成は出来ないが、プレイヤーは複数のフレンドを招待し会話を楽しむことが可能となる。