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先日、待望の国内版発売を迎えたNaughty Dogの新作「The Last of Us」ですが、新たに近年の大作には珍しくかなり抑圧された表現を貫いた本作のサウンドデザインと、グスターボ・サンタオラヤの素晴らしい楽曲にスポットを当てた開発映像が公開されました。

これは、映画関連のサウンドデザインに関する情報を扱うSoundWorks Collectionにて公開されたもので、映像にはクリエイティブディレクターのお馴染みNeil Druckmann氏やゲームディレクターBruce Straley氏、シニアサウンドデザイナーDerrick Espino氏らが登場し、本作におけるサウンドの重要性について興味深い見解を明らかにしています。

なお、Bruce Straley氏によると、本作のサウンドデザインはヒッチコック的なアプローチを多く採用しており、ダイアログやキャラクターが目にしているシーンの説明といった機能からサウンドを切り離し、プレイヤーが目にする視覚情報よりも、音によって起こっている出来事を伝えることで心理状態を表現し、これを例え残忍な内容でも決して大きくせず繊細な表現に抑えることで、よりインパクトのある音響効果を実現しているとのこと。