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先日、AmazonがHDMIに接続するだけで簡単に利用出来る片手サイズのセットトップボックス“Amazon Fire TV”を正式アナウンスし、専用タイトルを含むビデオゲームのラインアップと共に大きな話題となりましたが、新たにGoogleが同様にビデオゲーム対応や映像コンテンツサービス、各種アプリ対応を謳ったセットトップボックス「Android TV」を発売するのではないかと注目を集めています。

これは、The Vergeが“Android TV”のUIが確認できる各種イメージやデバイスの概要を記した内部文書を入手したとして報告したもので、Googleがドキュメントに関するコメントを断ったことから、現時点で真偽の程は明らかにされていません。

報告によると、Googleのリビング向けデバイスとなる“Android TV”はシンプルなTVインターフェースとアプリ、ゲームを特色とするAndroidベースのシステムで、内部文書には“Android TVはコンピューティングプラットフォームではなく、エンターテインメントインターフェースである”といったコンセプトや、“これはコンテンツを検索し、楽しむことの全てを最小の障壁で提供することに関係し、シネマティックで楽しく、流動的で、高速”の説明が記されていたとのこと。

また、リモコンには4方向キーやEnter、ホーム、バックボタンといったAndroid的なコントロール用ボタンが確認されているほか、音声入力とデバイス側からの通知を特色とするほか、オプションとしてゲームコントローラーが用意されていることも報告されています。

2010年には似たコンセプトのスマートテレビ端末“Google TV”を発売し、酷い失敗を被った経緯を持つGoogleですが、“Amazon Fire TV”に似たコンセプトのデバイスで改めてリビングにリーチすることが出来るか、今後の動向と確認に注目が集まるところです。