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今年2月に“Rise of the Triad”のリメイクを手掛けたデンマークのInterceptor EntertainmentがトップダウンビューのアクションRPG「Duke Nukem: Mass Destruction」と見られる新作のアナウンスに向けたカウントダウンサイトをオープンしたものの、2月下旬にGearboxが“Duke Nukem”商標を不正に利用したとして3D RealmsとInterceptorを告訴したことにより計画が頓挫。3社の動向に注目が集まる状況のなか、3月下旬にInterceptorが3D Realmsブランドで活動している“Apogee Software, Ltd”の買収を発表するというエクストリームすぎる展開を迎えた経緯をご紹介しましたが、本日Interceptorと3D Realmsが新たなカウントダウンサイトを公開し、Gearboxとの間に何らかの進展があったのではないかと注目を集めています。

今回のティザーサイトは、nogumneeded.com（No Gum Needed）ドメインを新たに取得し開設されたもので、今のところ2月に公開されたalloutofgum.com（All out of Gum）との関係は不明ながら、背景イメージやカウントダウンのレイアウトが酷似している上、alloutofgum.comが新サイトにリダイレクトされていることから、今回登場した新サイトが“Duke Nukem: Mass Destruction”だった何かに絡むカウントダウンである可能性が高いと見られています。

なお、カウントダウンは5月15日に終了する予定となっており、Gearboxに対してちくりと反論していたInterceptorとGearbox間の“Duke Nukem”商標問題が無事解決に至ったか、各方面の確認が待たれるところです。

余談ながら、InterceptorのボスFrederik Schreiber氏はかつて海外コミュニティで、「Pigcopと糞みたいなジョークばかりの間抜けなDuke Nukemには飽き飽きだ。シリアスでバッドアスなDukeがエピックなプロットで活躍するような全く新しい方向性を目指すDuke Nukemゲーム、アクションヒーローとしてのDukeを復活させるような作品が見たい」と発言していたことが報じられていました。