doope!

今年に入り、ValveのVRプロジェクトを進めていた天才Michael Abrash氏をはじめ、同じくValveのベテランAaron Nicholls氏やAtman Binstock氏、343 Industriesで“Halo 4”のアートディレクターを務めたKenneth Scott氏といった著名な開発者達を迎え入れ、先月下旬にはMicrosoftのKinectやXbox 360コントローラー、Arc Touch Mouseのデザインを手掛けた“Carbon Design Group”の買収をアナウンスするなど、開発体制の著しい強化を進めている「Oculus VR」ですが、新たに“Plants vs. Zombies 2: It’s About Time”の開発を率いたPopCapのプロデューサーBernard Yee氏の“Oculus VR”入りが報じられ話題となっています。

これはVentureBeatが独占インタビューとして報じたもので、Bernard Yee氏は今年1月にValveが開催した“Steam Dev Days”に参加した際に、VRデモを体験し著しいエモーショナルな体験に感銘を受け、VR技術分野に対する強い興味を抱いたことから“Oculus VR”入りを決めたとのこと。

なお、Bernard Yee氏は20年近くビデオゲーム開発に従事してきたベテランで、“Plants vs. Zombies”をはじめ、SOEの初代“EverQuest”やHarmonixの“Rock Band”、新作“Destiny”のコンパニオンアプリ開発といった多数の著名なタイトルに参加したことで知られています。

先日、遂に“Oculus Rift DK2”の段階的な出荷を開始した“Oculus VR”ですが、来る製品版の発売に向けた取り組みや着々と準備が進められているビデオゲーム開発の動向に改めて注目が集まるところです。