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本日、Nordic Gamesがドイツのミュンヘンを拠点とする新スタジオ“Grimlore Games”の設立を発表し、かつてPhenomicが開発を手掛けたRPGとRTSのハイブリッドなゲームシステムを特色とする人気シリーズ最新作「SpellForce 3」の開発を担当することが明らかになりました。

Nordicの発表によると、Grimlore Gamesは“SpellForce 2”や“The Settlers 2”、西暦1200年頃の中世ヨーロッパをモデルにしたRTS“Knights and Merchants”といった作品に携わったベテラン開発者が多く在籍する新スタジオで、今後数ヶ月から数年を掛けてコアチームの拡充を図ると共に、過去のラインアップが示す通りRPGとRTSジャンルに特化したPC向けタイトルの開発にフォーカスするとのこと。

今のところ、シリーズ最新作“SpellForce 3”に関するイメージやディテール、リリース時期については報じられていませんが、スタジオの公式サイトにてロゴが公開されているほか、最新作がこれまでと同様にファンタジー世界を舞台とするRTSとRPGのハイブリッド作品となることが報じられています。

余談ながら、初代を含むシリーズタイトルを多く手掛けたPhenomicは、EAによる買収を経て2006年8月にEA Phenomicと名称を改め、“Lord of Ultima”やブラウザ用のF2Pスピンアウト“Command & Conquer: Tiberium Alliances”の開発を手掛けたものの、2013年7月にスタジオの閉鎖が発表され、60名の開発者がレイオフの対象となっていました。