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本日、“SEGA of America”がプレスリリースを発行しアナウンスした本社機能の移転に伴い、2015年1月から初夏に掛けてビジネスの縮小を図る再編を開始すると発表。再編の動向に注目が集まるなか、新たにSega内部で300人規模の希望退職者を募る通達が出され、SEGA of Americaやヨーロッパを対象に大規模なリストラが敢行されることが明らかになりました。

報告によると、約120名に及ぶ“SEGA of America”のスタッフが2月9日から3月に掛けてレイオフの対象となるほか、“Sega of Europe”においてもパブリッシング事業を中心に限定的な再編が行われる予定となっています。

今回の再編は、好調なモバイルとオンラインPCゲームに対するビジネス的なフォーカスに伴う欧米市場のリテールパッケージビジネスの合理化を図るためのものと見られており、ヨーロッパの開発（Creative AssemblyやSports Interactiveなど）に加え、“SEGA of America”作品のリリーススケジュール、及びCartoon Networkにて放送中のTVシリーズ“Sonic Boom”に対する影響はないとのこと。

なお、“SEGA of America”の本社機能は現在のサンフランシスコから南カリフォルニアに移行する予定で、発表を行ったCOO John Cheng氏は、今回の移転が北米におけるゲーミングやTV、マーチャンダイジングといったビジネスを前進させるための決定で、南カリフォルニアへの移転が企業に成功と成長をもたらすことを確信しているとアピールしています。