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昨年12月上旬にEidos Montrealが1枚のスクリーンショットと共にアナウンスを行った大規模プロジェクト「Deus Ex Universe」用の新エンジン“Dawn Engine”ですが、新たに3月2日から6日に掛けて開催される“GDC 2015”のスケジュールが更新され、AMDが“Deus Ex Universe”と“Dawn Engine”に用いられる“TressFX 3.0”技術のプレゼンテーションを実施することが明らかになりました。

“TressFX”は、新生“Tomb Raider”のPC版に実装された毛髪用の物理演算/レンダリング技術で、今回実施されるGDCパネル“Augmented Hair in Deus Ex Universe projects: TressFX 3.0”には、EidosのUriel Doyon氏とAMDのJason Stewart氏が登壇し、“Deus Ex”新作に使用されるDawn Engine TressFXのクオリティとパフォーマンスが提示されるとのこと。

プレゼンテーションのサマリーには、ゲームに必要なアーティスティックなコントロールやアニメーションサポート、オーサリングからレンダリングに至る開発プロセス全体をカバーする解説に加え、コリジョンや形状の保持、風の影響といった毛髪シミュレーションや、半透明のソート技術を含むレンダリング、ファーサポートといった要素の紹介を行う旨が記されており、予てから続報が待たれていた“Deus Ex Universe”の具体的な情報やビジュアルが遂にお披露目されるか、来る3月5日PST午前10時（日本時間の3月6日午前3時）から1時間に渡って開催されるパネルに大きな注目が集まる状況となっています。