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昨年9月から今年1月に掛けて、上海特区を対象にXbox OneとPS4のローンチを実現していた中国市場ですが、新たに中国の文化部が2000年から続いていたコンソール機の販売禁止を撤廃し、中国全土でコンソール機の販売が解禁されたことが明らかになりました。

中国の販売規制は、2000年に暴力的なコンテンツによる若者のモラルの崩壊を懸念した中国政府がコンソール機の販売を法律で禁止していたもので、2013年9月に上海の経済貿易試験区域を対象に実施された暫定的な規制緩和に伴い、Xbox OneとPS4がそれぞれ特区で限定的な販売を開始し、中国市場におけるコンソールゲームの動向と市場としてのポテンシャルに大きな注目が集まる状況となっていたほか、今年2月には文化部がコンソール販売の是非を巡る対話を地方自治体と進めていたことが報じられていました。

なお、ビデオゲームの市場調査を行うNewzoo BVによると、モバイルとコンソールの販売を含む中国のゲーミング市場は前年から23％増となる222億ドル規模に達しており、今回の全面的な販売の解禁がさらに爆発的な成長を生むか、今後の動向に大きな注目が集まるところです。