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9月下旬にローンチを果たしたものの、バグや著しく低い品質のボイスオーバーとサウンド、不十分なゲームプレイが残念な低評価に結びついていた「Afro Samurai 2: Revenge of Kuma」の“Volume 1”ですが、新たに本作のパブリッシャーを務めたVersus EvilがPS4とPC/Steam版の販売を停止し、今後リリースされる予定だったVolume 2とVolume 3をキャンセルしたことが明らかになりました。（※ 未発売のXbox One版も同様にキャンセルされたと思われる）

Vol1の取り下げとプロジェクトのキャンセルについて、CGMagazineのインタビューに応じたVersus EvilのGM Steve Escalante氏は、端的に「ゲームは失敗だった」と断言。スタジオの良心から、このままVolume 2とVolume 3の計画を続けることは出来なかったと語った氏は、全てのPS4版購入者に対する返金対応を実施（※ これに伴いPS4版はライブラリから削除）したことを明かし、全ての非がVersus Evilにあるとして深い謝罪の言葉を伝えています。

余談ながら、“Afro Samurai 2: Revenge of Kuma”はクマサムライのオリジンと復讐を描く新作で、かつて初代“Afro Samurai”の開発を率いたシニアプロデューサーDavid Robinson氏がバンダイナムコから続編の権利を取得し開発に臨んだ経緯や、“アメリカン・スナイパー”の共著者であるジム・デフェリス氏がライターを務め、Wu-Tang Clanを率いるRZAがサウンドトラックを手掛ける豪華な布陣が話題となっていました。