doope!

本日行われた正式アナウンスを経て、大量のディテールが報じられているDICEの人気シリーズ最新作「Battlefield 1」ですが、新たにアナウンスイベントの会場で行われたクローズドなハンズオフデモや主要な開発者のインタビューから幾つか興味深い情報が浮上しています。

今回は、アナウンス情報のまとめと気になるイメージ記事に続けて、補足的な新情報をまとめてご紹介します。

予てから海外でまことしやかに囁かれていたタイムトラベルや歴史改変ものの噂に対する回答や、前作“Battlefield 4”のローンチにおける苦い失敗に対するアプローチ、多数存在するプレイアブルな主人公の1人として女性戦士の登場が確認されるなど、幾つか目新しい情報が含まれますので、気になる方は過去記事と併せて確認しておいてはいかがでしょうか。

• “Battlefield 1”の兵科/クラスはアサルト、メディック、スカウト、サポートの4種に加え、ビークル専門クラスとなる戦車ドライバーと戦闘機のパイロットとなる。この内、メディックが蘇生用の注射器を所有していることが確認された。
• 2人のプレイヤーが搭乗可能となる戦闘機向けの空戦用オプションとして、機銃掃射とドッグファイト、爆撃の3種が提示された。これに伴い、戦闘機による爆弾の投下も確認されている。
• プレイアブルなビークルとなる馬は、偵察や側面攻撃に適している。なお、イベントにて提示された映像には、馬で列車の側面に接近するシーンが確認され、列車に乗り移れるのではないかと注目を集めている。
• （第一次世界大戦を舞台とすることに伴い、より肉体的な戦闘を強調すべく）近接攻撃システムの刷新が既に報じられているが、具体的なディテールについては今後改めてアナウンスされるとのこと。
• D-デイではないものの、D-デイスタイルのマップが登場するとのこと。
• 既に、ブリストルの複葉機やフォッカーらしき三葉機の登場が映像に確認済みだが、これとは別に双発機の登場が確認された。さらに、数多くの戦闘機が登場するとのこと。なお、（当然ながら）ロックオン機能は存在しない。
• 任意に装着可能なガスマスクは周辺視野を妨げるだけでなく、音響にも大きな変化を与える。
• 戦車は5人構成の分隊全員で搭乗可能となる。これに伴い（専用兵科が存在することを含め）チーム向けのビークルが新たに登場するのではないかと見られている。なお、本編に登場する菱形戦車として知られるマークVタンクは8名まで搭乗可能だったことが知られている。
• 歴史の扱いについて：“Battlefield 1”のリードデザイナーDaniel Berlin氏によると、“Battlefield 1”は実際の歴史にはっきりと基づく作品で、歴史改変物や架空戦記、タイムトラベルの噂は何れも誤りとのこと。また、氏は登場するビークルや装備が実際にこの時代に利用可能だったものであることを強調している。
• 時代を第一次世界大戦へと遡ることで、ゲームプレイのペーシングに関する懸念が既に上がっているが、DICEはゲームプレイこそがゲームの王であり、乗り物と武器が何れも楽しい要素である必要があると説明。ファンが慣れ親しんでいるゲームのペーシングを維持し、遅くすることはないと強調している。
• “Battlefield 1”のシングルプレイヤーキャンペーンは、世界中で起こる物語と、異なる著名な人物にスポットを当てる内容となる。これに伴いプレイアブルキャラクターは複数登場し、アナウンストレーラーに登場した遊牧民の女性戦士がプレイアブルキャラクターの1人であることが確認された。カバーアートに登場した黒人兵士（※ ハーレム・ヘルファイターズの一員ではないかと見られている）の出自や所属を含め、各キャラクターの具体的なディテールはまだ明かされないとのこと。
• “Battlefield 1”のローンチに対する取り組みについて：Daniel Berlin氏は、非常に困難な状況に陥った“Battlefield 4”のローンチについて触れ、来る“Battlefield 1”のスムースなローンチがDICEの最優先事項だと強調。前作の困難なローンチを忘れてはおらず、長い間ローンチに対する取り組みを進めていると語り、“Star Wars Battlefront”のローンチを成功させたことをアピール。さらに、安定性を保証すべくオープンベータテストの実施を計画していると説明している。
• イベント会場で上映されたプレアルファのゲームプレイ映像には、未見のロケーションとして、アラビアやフランスの戦場、アルゴンヌの森が確認されたとのこと。
• フルプレートの鎧や火炎放射器については強力なピックアップではないかと見られている。これについては詳細不明で、E3の続報待ち。