2016年7月12日 0:10 by katakori

今年5月上旬に行われた“GeForce GTX 1080”のお披露目イベントにて、GTX 1080とVulkan APIで最大200fpsにまで達するとんでもないライブデモを上演し大きな話題となった新生「DOOM」ですが、先ほどidが公式サイトを更新し、遂にPC版向けのVulkan対応を実装したことが明らかになりました。

これは、11日ET午前10時（日本時間の午後11時）に配信された新パッチ経由にて利用可能となったもので、これによりさらなる高フレームレート化を伴う大幅なパフォーマンスの向上が見込まれるとのこと。また、設定はオプションのGraphics API項目にて、OpenGLとVulkanが切り替え可能となっています。

Khronos Groupが開発を手掛けた次世代のローレベル/コンピュートAPIとして注目を集めるVulkanのポテンシャルが気になる方は、早速そのパフォーマンスを確認しておいてはいかがでしょうか。

（※ 適切な動作にはNvidiaとAMD共に最新のドライバが必要。また現在GTX 690に加え、Win7と2GB VRAM搭載Nvidiaカードの組み合わせで動作させた場合にクラッシュ/暗転する問題、GTX 970の描画問題、AMD GPUでSteamオーバーレイを表示してスクリーンショットを撮影した際のクラッシュ、SnapMapsにおける一部パフォーマンス低下、Win10とAMD R9 Fury X/R9 390Xの組み合わせにおけるパフォーマンスの問題が確認済みで、今後継続的な改善と対応が進められるとのこと）