パイロットのスピード調整やタイタン降下の仕様変更など、フィードバックに基づく「Titanfall 2」の新たな改善がアナウンス

2016年8月25日 12:20 by katakori
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「Titanfall 2」

昨日、第1回MPテックテストの実施に伴うバックエンドのパフォーマンス報告と、Steve Fukuda氏が語ったマルチプレイヤーのデザインコンセプトやアプローチに関する興味深い、かつ新たな議論を生むに至る幾つかの見解をご紹介した「Titanfall 2」(タイタンフォール2)ですが、昨晩再びRespawn Entertainmentが公式サイトを更新し、初回テストのフィードバックに基づく“Titanfall 2”デザインの改善を発表。根本的なデザインアプローチにおいて、ファンが思い描いていた理想と現実の剥離を埋める方向に大きくシフトする内容となっています。

今回の変更点はパイロットのスピード調整やタイタン降下のタイマー復活、タイタンの生存性と可動性といった箇所にまでおよぶほか、仕様が刷新された新しいロデオの役割と解説まで含む内容となっていますので、気になる方は来るローンチとまもなく始まる第2回テストに向けて概要を確認しておいてはいかがでしょうか。

  • パイロットの機動性について:Respawnは、初代Titanfallからパイロットの機動性を変更したことについて多くのプレイヤーが疑問を抱いていることを認めた上で、“Titanfall 2”開発にあたって解決を試みた2つの問題点が存在したと説明。1つは、プレイの予測が困難であることから生じる後方や側面攻撃によるややランダムに感じられる死亡。2つ目は、近距離時の銃撃戦が不規則なプレイヤー移動によって過剰に無秩序だったことで、これ(混沌とした銃撃戦)を改善すべくパイロットの移動速度を低下させたことを改めて強調した。今後の変更に言及したマルチプレイヤーゲームデザイナーSteven DeRose氏は、新たに空中の移動スピードとウォールランニングのスピードを現在よりも向上させると明言。さらに、意図して制限していたバニーホップを、通常のマップ横断に影響を与えないよう復活させることを模索しているとのこと。
  • タイタンメーターの仕様変更について:タイマー制からポイント/メーター制に置き換えられたタイタン降下の仕様は、ゲームモードに用意されたオブジェクティブの達成に報酬を与えることを念頭におき変更されたものだったが、Steven DeRose氏は結果として当初意図していたよりもタイタンの獲得が遅くなってしまったことを認めている。依然として、オブジェクティブの達成がタイタンを獲得する最速の手段ではあるものの、全てのプレイヤーに対して1マッチごとにタイタン獲得を保証するゴールを変えるつもりではなかったと説明。新たな変更として、パイロットのタイタンメーターに自動回復を付与することを明らかにしている。(これによって以前のタイマー制に近いシステムとなる)
  • 新しいロデオシステムの意図と役割:議論を呼んだ変更の1つで多くフィードバックが寄せられた項目に、前作と比べてタイタンが脆弱になったという生存力の問題が存在する。Steven DeRose氏は、刷新されたロデオシステムを挙げ、これが一部意図したものだったことに加え、プレイヤーがこのシステムを理解するにつれて、タイタンの生存力が増すことを想定していたと明言。今後ローンチに向けてモニタリングを続ける要素の1つだと説明している。なお、初代のロデオはタイタンにとって致死的なもので、パイロットがタイタンを降りこれに対処することが求められたが、“Titanfall 2”のロデオは、敵タイタンのバッテリーを盗み、タイタンにダメージを与えるよう変更された。盗んだバッテリーは味方のタイタンに与えることでシールドを付与し、これを与えたパイロットはタイタンメーターのポイントを得る仕様となっている。
  • タイタンの生存性について:刷新されたロデオシステムと併せて、タイタンの生存性を巡る調整が複雑な問題であることを伝えるSteven DeRose氏は、別の要因がMPテックテストのビルドにあることを挙げ、製品版にはさらに強力なディフェンス能力を持つタイタンや、タイタンの防御力を改善するタイタンキット、さらにタイタンの防御力を向上させるパイロットのブーストまで存在することを明らかにしている。こういった背景を紹介した上で、現行の製品版ビルドにはテックテストよりもタイタンの被ダメージを軽減させる多数の調整が加えられていると説明している。(※ 今回のMPテックテストは承認フェーズの関係から6月時点のビルドを利用しており、本編の開発は6月以降テックテストと切り離された状態で平行して進められている)
  • タイタンの可動性について:Steven DeRose氏は、“Titanfall 2”の開発にあたって、タイタンのダッシュ回数を初代から引き下げた一方で、全てのタイタンキットに追加のダッシュを用意し、ディフェンスと可動性の選択が可能となっているだけでなく、現行のMPテックテストビルドには、最速のタイタンが登場していないことを挙げている。こういった背景から、Respawnは最高性能のスピードに自信を抱いているものの、テックテストのフィードバックとして、実装済みのIonとScorchがあまりに遅く感じられることが多く寄せられた。このフィードバックに伴い、タイタンダッシュのリチャージ速度を向上させる予定とのこと。
  • マップデザインのバリエーションについて:MPテックテストに実装された“Homestead”(収用対象外)マップのやや平面的でオープンなデザインが、続編の方向性を示すものか尋ねる質問が寄せられたが、答えはNOで、各マップ毎にユニークな経験をもたらすデザインを念頭においているとのこと。件の“Homestead”は、長距離武器が有効となるパイロット経験にフォーカスしたもので、第2回に登場する“Forwardbase Kodai”(前進基地虎大)マップを含め、製品版には幅広いバリエーションを持つマップが導入される。また、今後数週間のうちに伝統的な“Titanfall”マップを含むさらなる新マップがお披露目されるとのこと。
  • HUDの変更について:ローンチ時には、HUDの各機能を個別に有効/無効化するメニューオプションが実装される予定。また、視認が容易な敵プレイヤーのアウトライン強調については、極端な長距離において、敵パイロットの存在を明示しないようアウトライン強調のフェード距離が実装されるとのこと。
情報元及びイメージ:Titanfall

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