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先日延期が報じられたPC版PTSサーバの動向に注目が集まる「Tom Clancy’s The Division」（ディビジョン）ですが、昨日行われた最新の“State of The Game”にて、来るアップデート1.4の調整と一部新要素のディテールが紹介され、よりスムースなプログレッションを実現するために、ゲーム世界の難易度を全体的に変更する新要素“World Bracket”を導入することが明らかになりました。

また、これに伴う難易度や装備スコアの仕様変更、Lootの改善といったディテールが判明しています。

■ 新要素“World Bracket”のディテール

• 30レベルに達したプレイヤー向けに、ゲーム世界のレベルを変更する“World Bracket”機能が導入される。4段階存在する“World Bracket”はゲーム世界全体の難易度を変更する新要素となる。
• ワールドレベルはいつでも変更可能で、上位のワールドレベルは装備スコアの上昇に伴いアンロックされる。
• 新たにBullet Kingを含むオープンワールド環境のネームドローマーが復活し、再びファーム可能となる。
• 34/35レベルのNPCは廃止される。
• ワールドレベルが影響を与えるコンテンツは以下。
  • 各種ミッション
  • 重要ターゲット
  • オープンワールド
  • 侵略
  • 地下任務
• ワールドレベルによって変化する敵レベルと装備スコア、難易度のラインアップ。
  • Tier 1：敵レベルは30。通常Lootの装備スコアは163、レアが182。チャレンジモードは存在しない
  • Tier 2：敵レベルは31。通常Lootの装備スコアは182、レアが204。チャレンジが解除される。
  • Tier 3：敵レベルは32。通常Lootの装備スコアは204、レアが229。
  • Tier 4：敵レベルは33。通常Lootの装備スコアは229。侵入のヒロイックが解除される。

■ 難易度選択について

• ワールドレベルの導入に伴い、1.4以降の難易度選択（ノーマル～ヒロイック）が敵のレベルを変更せず、エリートの数や敵タイプに影響し、戦利品の量に影響を与える。
• チャレンジモードは4人プレイヤー向けのスケールが廃止され、ソロでプレイ可能となる。グループでプレイする場合には今後もプレイヤー数に応じて敵の数がスケールする。
• エリートNPCはキルに必要な時間が短く調整される代わり、より戦術的で巧妙な行動をとり、移動速度が向上する。
• ヒロイックは侵入にのみ適用される。なお、侵入は4人プレイヤー向けのバランス調整を念頭におく唯一のコンテンツとなる。
• 難易度の主な変化は以下。
  • ノーマル：ほとんどが通常の敵によって構成される。
  • ハード：通常の敵が全てベテランとなる。一部エリートも登場する。
  • チャレンジ：全ての敵がエリートとなり、ファイアチームと敵のアーキタイプに変更が加えられる。

■ 装備スコアの仕様変更

• 装備スコアの上限が229となり、装備セットが最上級装備と同じ装備スコアを持つよう変更され、最上級装備の重要性が向上する。
• ただし、装備セットが弱体化されるわけではなく、装備を全体的に一貫させるよう装備スコア値のみ変更されるとのこと。
• 既存の装備セットはアップデート1.4を経て、以下のスコアに変更される。
  • 191 ＞ 163
  • 214 ＞ 182
  • 240 ＞ 204
  • 268 ＞ 229

■ Lootの改善

• 全ての敵が各Tierにおける最高のLoot品を落とす可能性を持つ。
• ただし雑魚が最高クラスのLoot品をドロップする確率はネームドよりも低い。
• さらに、特定の装備が特定の敵からドロップするLootの重み付けが全体的に廃止され、ドロップ保証を含むアクティビティは唯一“侵入”のみとなる。

■ その他

• PC版PTSの開始スケジュールは現在も未定ながら、早ければ来週から段階的に開始される予定。
• アップデート1.4は現在も10月中の配信を予定している。
• 新たに外観カスタマイズアイテムのプレビュー機能が実装される予定。
• マッチメイキングはワールドレベルを基準に行われる。
• 同じくダークゾーンもワールドレベル準拠で分類される。