doope!

“Dishonored”の成功に伴い、一躍世界に名を馳せる人気スタジオとなった名門「Arkane Studios」ですが、新たに共同創設者兼共同クリエイティブディレクターとして18年に渡ってスタジオの成功と成長を支えたRaphael Colantonio社長がArkaneファンに宛てたメッセージを公開し、近くスタジオを去ることが明らかになりました。

息子と共に過ごし、自身の将来にとって大切な何かを考えるべく踏み出す時が来たと語った氏は、1999年のスタジオ設立からArx Fatalisの発売、ZeniMax Mediaへの参加、DishonoredシリーズとPreyのリリースと成功を改めて振り返り、ビデオゲーム産業において最も優れた人々やArkaneと共にした旅を幸運に感じていると説明。ZeniMaxへの参加がArkane Studiosに世界一流のスタジオとして頭角を現す機会を与えたとして、これによりスタジオ史上最高の作品を手掛けることができたと強調しています。

スタジオの今後については、Raphael Colantonio氏と苦楽をともにした盟友Harvey Smith氏がオースティンスタジオを率いるほか、リヨンの本社スタジオについては、新しい経営チームへの移行がスムースに完了するまでの間、Raphael Colantonio氏が自ら支援を行うとのこと。

また、Raphael Colantonio氏は、Arkane Studiosが何やら法外な新作の開発を複数進めていると報告しており、見事な傑作を次々と生み出しているスタジオの今後に改めて期待が掛かる状況となっています。