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先日、国内を含む世界ローンチが5月25日に決定したUbisoftの新作スポーツゲーム「ローラーチャンピオンズ」（Roller Champions）ですが、まもなく迎える本作のリリースに先駆けて、本日国内メディアを対象に行われた本作の先行プレイイベントに運良く参加することができた……のですが、残念ながらこちらの不手際でインストールが上手くいかず、恥ずかしながらプレイすることができませんでした。

という事で、本来は「ローラーチャンピオンズ」のプレイレポートを颯爽とお届けする予定だったのですが、参加した皆さんの試合を観ることも叶わなかったため、今回はイベント中に行われたプレゼンテーションの情報と併せて、まもなくリリースを迎える本作の概要をご紹介します。

PS4とPS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC向けの新作「ローラーチャンピオンズ」は、2032年の近未来で世界的な人気を博している架空のスポーツを描く基本無料プレイの対戦スポーツゲームで、プレイヤーはローラーチャンピオンズの選手となり、巨大なアリーナで経験とキャリアを積み、栄光と上位ランクを目指すことになります。

タイトルと同名の競技である“ローラーチャンピオンズ”は、3人一組の2チームが隆起のあるサーキット型のリンクを時速160km近いスピードで駆け抜けながら、ボールを奪い合い、シュートによるゴールで5点先取を競う新感覚のアリーナスポーツ。本作は、ローラースケートやバスケットボール、サッカーなど、様々なスポーツを組み合わせ考案されたものですが、タックルやアッパーカットといった激しいコンタクトもあり、“銃夢”がお好きな方は綺麗でクリーンなモーターボールを想像いただけると分かりやすいかもしれません。

Ubisoftによると、本作はスポーツとしてプレイヤーの平等性を重視しており、開始時は全ての選手が平等な立場で同じスキルとチャンスを持ち、これをどう活かすかはプレイヤー次第とのこと。

競技のルールはシンプルで、試合開始時にリリースされるボールを奪い合い、ボールを手に入れたらトラックを周回することで、ゴールが開き、シュートを決めると得点。5点先取、もしくは試合開始から7分間で得点の高いチームが勝利となりますが、1周のシュートが1点となるのに対し、2周は3点、3周は5点と、ラップを増やすことで高得点が得られる一方、ボールが奪われた場合は周回カウントが徐々に減少するなど、シンプルながら奥深い駆け引きが楽しめるルールを特色としています。

タックルやブースト、ダブルジャンプといった選手の多彩なムーブには、個人とチームで行う2つのカテゴリが用意されており、それぞれに重要な役割が設けられていることから、勝利には個人の巧みなボールさばきだけではなく、チームの優れた連携や協力しあう精神が必要になります。

一方、ゲームのプログレッションについては、最初の10試合で基本的な要素を全てアンロックすることが可能。キャラクターの作成やチュートリアル、幾つかのモードやシステム、カスタマイズ等を解禁する試合を経て、10試合完了後に多彩なリーグを勝ち上り頂点を目指すランクマッチへのアクセスが解除されます。

また、経験値に相当する本作のユニークなプログレッションシステムとして、“ファン”の存在があります。ファンは、プレイヤーがファインプレーを魅せることで増えていき、獲得したファン達は試合のたびに観客席につめかけ、プレイヤーを応援してくれます。ゲームの進行に応じて、ファンはアリーナ全体を埋め尽くすような規模になるわけですが、本先に登場するアリーナにはそれぞれ固有の観客収容数が定められており、ファンを多く獲得することで、より大きなアリーナでの試合に出場可能となるわけです。

なお、まもなく迎える本作のローンチと同時にキックオフシーズンが開幕し、クイックマッチやランクマッチ、トーナメントモードのプレイが可能となるほか、期間限定モードとして小規模なリンクが舞台となる“2v2”と、保持したままだと3秒で爆発するボールを使用するパス必須の“Hot Potato”、さらに友達とのんびり交流したり気軽に技の練習ができる“スケートパーク”といったコンテンツが導入されるとのこと。

「ローラーチャンピオンズ」は、プレイヤーのカスタマイズにも力を入れており、キックオフシーズンの始動時には150種を超えるアイテムに加え、より多くの報酬を用意するローラーパスも導入される予定となっています。

本格的な近未来スポーツゲームが気になる方は一先ず、最初の10試合クリアを目指して挑戦してみてはいかがでしょうか。