「Portal 2」では水表現が大きく進化する?ValveがSIGGRAPHで発表

2010年8月9日 17:45 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

E3以降続報も落ち着き、次はgamescomで新情報が登場すると思われる期待の続編「Portal 2」ですが、先日開催されたSIGGRAPH 2010から思わぬ新情報が出てきました。どうやらPortal 2では水表現が大きく進化する模様で、Source engine自体にも絡む内容だけに注目が集まります。

SIGGRAPHでValveが行ったPortal 2とLeft 4 Dead 2の水表現の技術に関するパネルにおいて、将来のSource engineに盛り込まれる予定の新機能が明らかにされ、ハードウェアによるテッセレーション利用に加え、物理シミュレーションを用いたハイトマップの利用、さらにノーマルマップの2重レイヤー化や、フレーム毎の動的なレンダリング計算まで可能にするという物。

このパネルの内容はPDFファイルで公開されており、資料の中には汚れた水にゴミ等の小さな破片が流れる事や、水流にカラーマップを適用させる事を目指している事が記されています。

Portal 2の新登場ギミックには複数色のジェルや液体の柱なども登場しており、パネルに登場した技術アートイメージでは広い水エリアが表現されており、ここまで液体表現に力を入れている事を考えると、水関係の仕掛けが今後新たに登場する事も考えられそうです。

「Portal 2」 ポータル 2
情報元及びイメージ:Xugo Gaming

PS3版「Portal 2」はMoveと3D立体視への対応計画無し、Valveが発言

2010年6月23日 19:06 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

E3のサプライズでは”最もオープンなコンソールだ!”とPS3への愛を高らかに歌い上げた我等がゲイブですが、全てを愛してる!という訳でも無さそうで、PS3版の「Portal 2」ではモーションコントロールMoveと3D立体視への対応は行われない様子。

これは会場で新技術の採用について質問されたValveの担当者が、Portal 2に3D立体視とMove両方の計画が無い事を発言した物。あの態度の変え様なら全部サポートでもおかしくない勢いにも見えましたが、少しだけ残念なニュースとなりました。

情報元:CVG

[E3:2010] 4つのポータルを駆使する「Portal 2」Co-opプレイの情報が登場

2010年6月22日 11:15 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2
とうとうプレイアブルキャラクターに昇格したスフィアとタレット

これまでシングルプレイに登場する新要素等についてお知らせしてきた「Portal 2」ですが、本作にはシングルプレイとまったく違うシナリオが用意された専用のCo-opモードが搭載される事が既に明らかにされています。このCo-opモードでは主人公はChellではなく、AIスフィアとタレットに四肢が生えたなんとも可愛らしいコンビでプレイを進めていく事になります。

E3会場ではなんとCo-opプレイのデモも行われていた様で、複雑な難度やコミュニケーション等に関する情報が登場しました。Co-opプレイを実際にプレイしたのはJoystiqのChis Grant氏とRichard Mitchell氏で、両氏はCo-opモードがシングルプレイに比べて相当難しく複雑な物になり、異なるプレイ経験だと述べているものの、やはりこれは”Potral”であるとCo-opプレイがエキサイティングだった事を語っています。

ValveのErik Johnson氏は上記の二人にCo-opプレイがシングルプレイよりもはるかに困難で複雑なものになると伝えたそうで、Co-opモードがシングルプレイに比べて単純にポータルの数が4つになり、プレイヤー間のコミュニケーションを以て適切な場所にポータルを開かなければならない事を考えると、それが非常に難度の高いものである事は容易に想像されます。

しかし単純に難易度が高く複雑なものが面白いプレイを実現するものでは無い事は明白で、例えば「あそこにポータルを作ってくれないか?」というコミュニケーションの問題については、プレイヤーがもう一人のプレイヤーに対して壁にマークできる機能が用意されているとの事。(レーザーポインタの様なものでしょうか?)

この機能にはマークするアイコンが複数用意されており、ポータルガンでポータルを開ける場所の支持に使うだけではなく、目アイコンを利用して「あそこを見てくれ」や、「ここに立ってくれ」、或いは”ポータルに飛び込むアイコン”を用いてポータルを指示するなど様々なアクションなどにも利用しながらパズルを説き進める事になります。

Co-opプレイデモで見られた新要素として”energy bridge”が登場したとの事で、直進するエネルギーの橋をポータルで進む方向を調整する事で足場を拡張する事が出来、これを4つのポータルで伸ばしていく事で先へと進み、さらにデモではこれに”aerial faith plate”(ジャンプする足場)も組み合わされ、空中からブリッジを拡張させ新たな足場を作る様なシーンも見られたとの事。

このブリッジは非常に美しく、まるでエッシャーの絵画に登場する不思議な建造物の様だと評されています。

energy bridgeの参考になりそうな、液体アスベストの柱”Excursion Funnel”
energy bridgeと組み合わせて使われた機械式床”Aerial Faith Plate”の映像

さらにもう一つ新しい要素として”portal fizzler”と呼ばれるエネルギーフィールドが登場した事が明らかにされており、”portal fizzler”フィールドを通過するとプレイヤーのポータルが消失する効果を持っているとの事。前述のエネルギーブリッジとジャンプ床を組み合わせた移動中に”portal fizzler”が設置されており、ポータルが消失させられる事で新しい足場が作れない場面があった事が記されています。

そしてシングルプレイの新要素として登場している熱線とプリズムキューブを利用したスイッチパズルを二人で協力して進むシーンなども存在していたとの事。

プリズムキューブと”Thermal Discouragment Beam”の解説映像

またCo-opモードのプレイヤーが死亡した場合には早急にバックアップが取られ、タレットとスフィアは無限にリスポーン可能な事が明らかにされています。またCo-opプレイにもGLaDOSが登場し、プレイヤーを(無邪気に)仲間割れさせようと語りかけてきたり相変わらずの様子。しかしGLaDOSが復旧しているという事は時間的にシングルキャンペーンの後が舞台である事が予想され、こちらもまた興味深い所です。

という事で、なかなか手強そうなこのCo-opモード、二人のコミュニケーションがキーとなりそうですが、綿密に計画を立て上手くクリア出来た時の達成感はなかなか得難いものとなりそうです。しかしかなり複雑になっている事は間違い無いようで、プレイヤーの学習に関するデザインはどこよりも秀逸な物を用意する事が多いValveですが、これをどう遊んで楽しい物に料理してくるか非常に楽しみです。

なお、今回のデモではCo-opモードの主人公としてスフィアとタレットが採用された経緯についても触れられていました。どうやら当初はChellともう一人の実験体として”Mel”と呼ばれる女性キャラクターが用意される事も考慮されていた様ですが、やはりCo-opプレイ中の死亡事故をどう処理するかが問題となり、バックアップからの復旧による無限リスポーンのスフィアとタレット達が大抜擢される事になったとの事。

なおスフィアとタレットの死亡時のアニメーションもかなりグレートな事になっているとの事で、無限に生産される二人にGLaDOSまで絡めば相当可愛らしいモードとなりそうで、無機物大量生産萌えといった側面でもかなり期待値の高い物になりそうです。

情報元:Joystiq

もう「Portal 2」にケーキネタは無し、新しい物語を伝えたいとValveが発言

2010年6月19日 15:43 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

連日新しい情報やイメージなどが届いているVlaveの期待作「Portal 2」、物語の背景やパズルの新要素などにも注目が集まる本作ですが、やはり前作で印象的なモチーフとして扱われた”ケーキ”に纏わる一連のネタがどうなるのか気になります。

しかし、本作のリードライターで、前作のメインライターを務めたErik Wolpaw氏によると、どうやらケーキネタはもう登場しない様子……。Wolpaw氏は”新しい話”を語りたいと述べています。

もう過去のネタにはうんざりしていると発言したWolpaw氏は例として”ケーキ”を挙げ、キューブ達やGLaDOSは重要なゲームプレイ要素なので再登場するが、以前に比べて多くの新しいプレイ要素があり、Valveは面白くて新しい話を伝えたいと語りました。

虫を殺すような幼く無垢な純粋さでテストを繰り返し、ケーキをあげるから、パーティを開いてあげるからと子供のように唯物的な性格が強く見られた前作のGLaDOSですが、今作では声の変化からも判る通り、数百年間死ぬことに忙しかった間に少し大人になった様子で、Chellに対して背筋の凍るような台詞を吐いている事からも、もうパーティやケーキで他者をコントロールが出来ない事は学習済みなのかもしれません。

情報元:VG247

廃墟・建造物・工場燃え必見!「Portal 2」のスクリーンショットが登場

2010年6月19日 11:13 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

昨日はまさかのクロスプラットフォームCo-opプレイの計画が浮上したValveの期待作「Portal 2」、Portalのラジオパッチに始まり、今回予定されていたイベントのキャンセルからSonyでのサプライズ登場、さらには超展開のストーリーに山ほどの新要素と、まったくどんな規模の作品になるのか想像がつかないタイトルです。

そんな本作のスクリーンショットが公開、前作から数百年経ったアパーチャサイエンス社跡でAIスフィア達が自己増殖を繰り返し1つの社会とも言える環境を作り上げた今回の壮大な舞台が確認できるイメージとなっています。きっと廃墟や建築、コンビナートなどの工場萌えの方にはたまらないはず!スクリーンショットだけでこれだけわくわくするタイトルもそう無い様に感じます。

今作ではシンプルだった前作に比べて、パズル的な要素を大きく拡げる新要素が数多く登場しており、プレイが複雑な物になりはしないかとの声も聞かれますが、プレイヤーの経験と学習のデザインについては毎度どこよりも力を入れているValveの事ですから、今回もきっと気持ちの良い学習をさせてくれる事でしょう。

「Portal 2」 ポータル 2
「Portal 2」 ポータル 2
「Portal 2」 ポータル 2
「Portal 2」 ポータル 2
「Portal 2」 ポータル 2

[E3:2010] ジャンプ床や色つきジェルなど「Portal 2」新要素のアニメーション解説

2010年6月18日 14:14 by katakori
sp

先日、「Portal 2」のゲームプレイに登場する7つの新要素をお知らせしましたが、Gametrailersにて新たにアニメーションによる判りやすい解説が加えられた映像がアップされました。プレイ映像は基本的に先日お知らせした映像と同様の物ですが、非常に判りやすい上にキュートな解説になっていますので、プレイ予定の方は要チェックです。

なお、新要素に関する詳細は過去記事にまとめてありますので、そちらをご確認下さい。

[E3:2010] 「Portal 2」でPC/MacとPS3間を繋ぐクロスプラットフォームCo-opプレイが可能に?現在計画が進行中

2010年6月18日 10:49 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

先日E3のソニープレスカンファレンスにて大きなサプライズとして登場したValveの最新作「Portal 2」、PS3でのSteamworks採用やPS3が”最もオープンなプラットフォームだ”との発言など相変わらず話題の提供に事欠かないValveですが、その真意を示すと思われる驚きのニュースが飛び出してきました。

すでにCo-opプレイ可能なモードが登場する事が明らかにされているPortal 2ですが、なんとPC/MacとPS3間を跨いだクロスプラットフォームCo-opプレイを可能にする計画が進められているとの事!これはValveのMike Dunkle氏が語った物で、Steamworksの採用により進められているこの計画が実現すれば、他のSteamタイトルやSteamworksタイトルでもクロスプラットフォームでのCo-opや対戦が楽しめるという夢のような可能性が拡がるという事で期待が高まります。

ここにXbox 360の名前が挙がっていないのが心残りなところですが、Mike Dunkle氏はXbox 360でのSteamworks採用に関しては、現在計画が用意されていないとのコメントを残しています。

なお、Portal 2のCo-opプレイの詳細についてはこちらの過去記事で紹介しておりますので、そちらをご覧ください。

情報元及びイメージ:The Kartel

[E3:2010] 「Portal 2」に新しく登場する7つのプレイ要素を動画で確認

2010年6月16日 16:10 by katakori
sp
新陳代謝を行うかのように自らの姿を変えていく未来のアパーチャサイエンス社

先ほど新生GLaDOSの恐ろしい一面をお知らせした「Portal 2」ですが、E3での展示からこれまで明らかにされていた新要素が実際にどのように機能しているのか、判りやすく映像で示された動画が登場しました。これまで赤・青ポータルとコンパニオンキューブ、重力を利用する事がメインのプレイ要素だったPortalですが、今作では前作をベースに大量の追加要素が加えられており、そのゲーム性はこれまでと全く違った物になりそうです。

今回は登場した映像に概要を加え、今後登場するであろう続報やプレイ内容の詳細への下準備として整理したいと思います。

■ ジャンプ可能な機械式床”Aerial Faith Plate”

これまで重力を利用し高いジャンプを行っていましたが、大ジャンプを実現するための機械式の床が新たに登場します。

■ 塗られた床の上を高速に滑る”Propulsion Gel”

今回新たに色分けされた流体ジェルが登場、数百年の間にアパーチャサイエンス社で発明されたのでしょうか……。この流体ジェルが塗られた床には特徴的な機能が付加され、このオレンジの流体ジェルで塗られた場所はつるつるとChellが高速で滑ってしまう事になります。このジェルの射出をコントロールする事が今作の新たなパズルの1つとなります。

■ 塗られた面がバウンドする”Repulsion Gel”

先ほど紹介したオレンジの滑るジェルに対し、この青いジェルが塗られた面はまるでChellがゴムボールにでもなったかの様にバウンドします。これもオレンジジェルと同様、新たな移動手段をプレイヤーに提供する事になります。

■ 機械達を熱線で攻撃、プリズムキューブと”Thermal Discouragment Beam”

前作で登場したコンパニオンキューブに加えて、今回はプリズムの様に偏光する機能を持つプリズムキューブが登場します。さらにこれと熱線である”Thermal Discouragment Beam”を利用するとタレット君達の攻撃を避け無力化する事が可能です。

■ がんがん吸い込むダクト”Pneumatic Diversity Vent”

アパーチャサイエンス社に設置された巨大な掃除機の様なダクト”Pneumatic Diversity Vent”も新たに登場します。これをポータルガンと組み合わせる事で邪魔な物を排除したり、地形すら変化する事もある様子です。映像では自己修復するアパーチャサイエンスの壁が登場しているのも興味深いところ。さらに吸い込む場所があれば排出する所があるのもパズルのポイントとなりそうです。

■ 液体アスベストの柱”Excursion Funnel”

アスベストが液体になって流動している……人体に物凄く悪そうな流体の柱が”Excursion Funnel”です。この中では無重力空間のような移動が可能で、また流体である事からポータルガンでその流れをコントロールする事が可能になります。

プレイヤーの移動手段や物体を運ぶ手段などとして複雑に利用される事となりそうです。

■ (※ネタバレの可能性あり閲覧注意)個性的で愉快な人格コア”AI Sphere”

序盤のガイドとして登場する人格コア”Wheatley”君です。どうやらGLaDOSの一部として登場した人格コアの末裔の様ですが、彼は非常に個性的で愉快な性格に設定されている事が映像から判断できます。レールでの移動しか行えない不自由な彼はChellに全てを託して自由を手に入れます。彼が色々と序盤のキー要素をナビゲートしてくれそうですね。

■ 上記の新要素を複合的に利用してステージを進めていきます

上記で登場した”Wheatley”君以外の要素を組み合わせた実際のプレイの様子が納められています。どこからどうみてもPortalでありながらも、全く違ったゲーム性を感じさせるPortal 2の懐深さが感じられるレベルに感じられます。早く遊んで見たい!

[E3:2010] サプライズ!「Portal 2」がいよいよPS3でリリース、トレイラーとプレイ映像も登場

2010年6月16日 12:29 by katakori
sp

今朝早く行われたソニーのプレスカンファレンスにてメガトン級のサプライズとして発表された「Portal 2」、会場にはお馴染みゲイブが登場し、軽いジョークで会場を大きく沸かせていました。会場ではとうとうPortal 2のトレイラーが公開され、本作のベストプラットフォームがPS3になるかもしれないと発言、これまでのスタンスを一転させる事となりました。

映像では数百年後が舞台とされる朽ち果てたアパーチャサイエンスが再生する様子が描かれ、新生GlaDOSの声にも少し大人びた雰囲気への変化が感じられます。映像の最後にGlaDOSは冷たい声でこう語っています。

私たちの過去の相違は一先ず置いておきましょうか。科学のために。このモンスターめ。

互いの関係修復を示唆する内容と共に、背筋が凍るようなGlaDOSの言葉には、前作からも見られたPortalのエッセンスが多く込められた素晴らしい台詞だと感じます。

また、Portal 2では数百年後の未来にもかかわらず主人公はChell(前作の主人公)を操作する事が明言されており、前作のラジオパッチで変化したエンディングから本作に掛けて一体何が起こっているのか非常に気になるところです。

なお、PS3版Portal 2ではPCゲーム等でお馴染みのSteamworks対応を果たし、コミュニティ機能やダウンロードコンテンツ、オートアップデートなどの機能が実現されます。さらに、PCとMac、PS3とXbox 360全てのプラットフォームで同じ日にリリースが行われる事が明らかにされました。

すでにE3のブースでは実演デモがPS3版で行われている様子で、その模様も映像で登場、流体が輩出されている様子が見られるExcursion Funnelなどの新要素も確認できる内容になっており、Portal 2がかなりゲーム性を変化させたタイトルになる事が予想されます。

情報元:VG247, VG247

Valveが予定していた14日の「Portal 2」イベントが完全にキャンセル

2010年6月12日 13:36 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

アパーチャサイエンス社からの気の利いたメールやサプライズの登場を期待させる展開にフェイクやらリーク?やらの虚実が入り交じりカオスな状態になっていた14日の「Portal 2」イベントですが、なんと完全なキャンセルとなった模様です。

これはvg247に来たValveのDoug Lombardi氏からのメールで明らかになったもので、メールには月曜にリーガルシアターで行われるプレスイベントが完全にキャンセルされた旨が記され、私たちに会う為に会場へと向かわないで下さいと書かれていたとの事。

なお、E3での展示に変更は無い様なので新情報は開催を待ってからという事になりそうです。悪い冗談であれば嬉しいのですが、今回の連絡がアパーチャサイエンスでは無くDoug Lombardi氏からと言うのが現実を物語っているようです。

情報元:vg247

Valveとアパーチャサイエンス社が「Portal 2」の延期を発表”ゲームを作ることは難しい”

2010年6月10日 11:12 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

Valveとアパーチャサイエンス社が提携し、14日の「Portal 2」をサプライズに変えるとアナウンスして以降、フェイクなあれこれの登場もあり、すわエピソード3か新エンジンかHL3かと世の中は上へ下への大騒ぎが続いていますが、昨日ゲイブが全ての噂を一蹴し事態はさらに混迷を極めています。

そんな中アパーチャサイエンス社がメディアに向けてアナウンスを行い、Portal 2のリリースが2011年に延期された事が明らかになりました。”ゲームを作ることは厳しい”と書かれたタイトルのアナウンスには、アパーチャサイエンス社とValveの倫理審査委員により管理されたリリースデートのリストラクチャリングプロセスが無事に完了し、Portal 2は2011年リリースをターゲットとしたとの事。設定がめんどくさいwww

両社の代表はこの延期が公的な安全に絡んだ物である事を述べ、Portal 2のリリースは遅れるものの、Valveタイムの構造に裂け目が現る事で人間の分子が光速で爆発し、全ての地球上の生命が瞬間的に停止するような事態にはならないだろうとパニックを回避するコメント。「また、ゲームがより良くなる」とも付け加えています。

もともとシャワーのカーテンレールを作る会社として1953年に誕生したアパーチャサイエンス社、アイゼンハワー政権時代に海軍以外の部隊全てへのシャワーカーテン支給から軍事産業との絡みや技術部門が登場する事となったアパーチャサイエンスですが、魚型のあれこれや大量のルバーブが入ったケーキやカーテンレールが得意な分野だけにゲーム作りはなかなか厳しい模様です。

設定……などない!しかし延期のアナウンスですらこの調子では14日のイベントは一体何が起こる事やら……もはや公式のアナウンスすらにわかに信じられないカオスな状況となっていますが、これでこそValve!あと数日と迫ったイベントを心待ちに過ごします。逆に、逆に楽しみ!

情報元:CVG

アパーチャサイエンス社がValveと提携、6月14日の「Portal 2」イベントの中止を発表?!

2010年6月2日 10:25 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

3月のGDCで催されたValveのCGabe Newell氏のパイオニア賞受賞式で、GLaDOSによる会場ジャックが行われ多くのファンが驚きと喜びに沸いたのもつい先日の様に思えますが、今月開催されるE3の前夜6月14日にはロサンゼルスのリーガルシアターで「Portal 2」イベントが予定されています。

これはValveがプレス向けに発送した招待状から明らかになったイベントでしたが、昨晩プレス向けにイベントの変更に関する知らせがアパーチャサイエンス社からメールで届けられました。そこにはアパーチャサイエンス社がValveと提携した旨が記されており、Portal 2イベントをキャンセルし、イベントはサプライズに置き換えられると書かれてあります……。え?

なおアパーチャサイエンス社は、Portal 2の新情報についてE3のValveブースにて展示しているので、詳しくはValveのDoug Lombardi氏に問い合わせて下さいと、何やら知らぬ存ぜぬな態度を見せています。

相変わらず虚実入り交じるトリッキーな演出が光るValveですが、一体6月14日のイベントでは何が行われるのか?Portalに登場する架空の企業アパーチャサイエンス社とValveの提携が何を意味するのか、ブラック・メサ社との絡みも考えると、フェイク騒ぎも見られた本命のサプライズが姿を現す事になるのか……大いに期待して6月14日を待ちたいと思います。

情報元:Shacknews

ValveがE3でプレス向けの「Portal 2」イベントを開催、6月14日のE3前夜にリーガルシアターにて

2010年4月17日 9:52 by katakori
sp
「Portal 2」

先月開催されたGDC 2010において我等がゲイブはパイオニア賞を受賞しましたが、その受賞スピーチ中にGLaDOSが会場をジャック、E3まで休止状態に入るとメッセージを残しました。これでE3で「Portal 2」に関する何らかの発表が行われるだろうと予想されていた訳ですが、昨晩この予告が現実の物となりました。

現在Valveはプレス向けに招待状を発送しており、その招待状からE3開催前日の6月14日夜にロサンゼルスのリーガルシアターでイベントが行われる事が明らかになりました。イベントの内容については、全く明らかになっていませんが、E3前夜という事できっとイベントを勢いづける様なサプライズが用意されているのではないでしょうか。

情報元:Joystiq

えっ……最新号のPSM3にPS3版「Portal 2」の表記が?!

2010年4月9日 11:29 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

先ほどご紹介したF.E.A.R. 3のアナウンス記事にイギリスのPS3情報紙”PSM3″の表紙を掲載しましたが、こちらの表紙になんとValveの今年最大の注目タイトル「Portal 2」の表記が見つかり、注目を集めています。

現在正式なアナウンスからはPCとXbox 360、そしてMacでのリリースが確認されていますが、いよいよPS3への対応が本格的に始まる事になるのか、最新号リリースが今から楽しみです。掲載ミスでなければいいんですが……。

「Portal 2」 ポータル 2
36のプレイすべきPS3タイトル、そこにPortal 2の名が記されています

気になる要素満載「Portal 2」の新しいコンセプトアートが大量に登場

2010年4月2日 12:56 by katakori
sp
「Portal 2」
すっかり荒廃した様子のアパーチャサイエンス

前作Portalの謎のアップデートからGDCの講演などを経た前代未聞の素晴らしい予感に世界中のファンを魅了した「Portal 2」、前作から数百年後の未来が舞台にCo-opモードの搭載や新要素の登場など、インパクトの高い要素が様々明らかになっていますが、まだまだ大きく謎に満ちたタイトルであるとも言えます。

そんなPortal 2の片鱗が垣間見えるコンセプトアートが大量に登場、ラフながらもエンジンにより描かれたと思われるイメージなども混じっており、かなり多い情報量が含まれたイメージ群となっています。

「Portal 2」
変わり果てたかつての実験室、照準に前作と同じ2色が確認出来る

(続きを読む…)

[GDC 2010] GLaDOSによるGDCジャックに新テーマソング、「Portal 2」の気になるあれこれひとまとめ!

2010年3月12日 18:00 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル2
Mega64ビートルズのリンゴスター役に抜擢されたゲイブ、ゲイブがジャンプしとるwww

先ほど開催されたGDCアワード、今年はIGFアワードと合体してビッグネームがこれでもかと登場しサプライズもたっぷり、Mega64も大はしゃぎで素晴らしいショーとなりました。今回のGDCでパイオニア賞を授与されたValveのボスGabe Newell氏、SteamやValveタイトルのみならずSteamworksを始めとするサービスでも成功を収め、より首回りのサイズが心配なゲイブ、失礼、話しがそれました。会場では「Portal 2」に関する情報がいくつか飛び出しています。

今日の受賞式でパイオニア賞を受賞したゲイブはこれまでのゲーム開発に関するスピーチを行いました。まだほっそりしていた子供の頃の写真からValveを立ち上げた頃の懐かしい写真なども紹介され、スクリーンに資料を写しつつスピーチを行っていた所、突如画面がブルースクリーンになりスピーチは中断、ゲイブはマイクロソフト云々とぼやいて何とかスピーチを終えましたが、これがなんと計画通りのティザーだった事が判明しました。

「Portal 2」 ポータル2

上記に書かれたブルースクリーンのシステム警告を良く眺めて見るとGLaDOSと書かれてあり、エラー内容の文字列と共に再起動を促すメッセージなどが記されています。メッセージには”致命的な神経毒が噴射する為に任意のキーを押してください”と書かれ、再起動を促す部分にはテストの人員や進行が失われますと記されています。

さらにエラー内容の文字コードをEBCDICに変換する事でさらなるメッセージが登場、エラー内容には”A fatal exception (S) has occurred at (U)(S) : (P)(E)(N)(D) in (U)(N )(T)((I)) * (L)(E)(E)(E).”と書かれている事が判りました。さらにこれを大文字の部分だけ抽出すると”SUSPEND UNTILL EEE“となり、EEEを”E3″と置き換えると……GLaDOSがE3までサスペンド(休止)状態になるという事で、Portal 2の大きな情報がひとまずE3までおあずけか、或いはE3で大きな発表が行われるであろう事が予想されます。

「Portal 2」 ポータル2

さらに表彰式の後に1upのインタビューに答えたゲイブはPortal 2がこれまでのValveタイトルの中で最も素晴らしいタイトルになると自信に満ちた発言をしています。テーマソングについて聞かれたゲイブは「Jonathan Coultonはすごい!彼は光り輝いている」と発言、彼と仕事をする事は喜びだと語りました。Portal 2で彼の歌が聴けるかとの問いにゲイブはもう再度「彼はブリリアントだよ」と返し、笑い、去っていきました。

前作でプレイヤーの涙をこれでもかと搾り取ったジョナサン・コルトンの手による”Still Alive“、ゲイブの反応からはどうやら再び黄金タッグの素晴らしい歌が待っている様子。数百年後のAI達の楽園と化したアパーチャサイエンスで再びGLaDOSの儚い歌声が聞けるのか、今から本当に楽しみです。

情報元及びイメージ:1UP, 1UP, Kotaku

「Portal 2」の舞台はなんと数百年後のアパーチャサイエンス!新キューブも登場

2010年3月8日 13:19 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

先日公式に発表された「Portal 2」、前作の内容やHalf-Lifeシリーズとの絡み等その内容に大きな注目が集まる本作ですが、Gameinformerの最新号から驚く様な続編のディティールが明らかになってきました。アナウンスに合わせて公開されたGlaDOSが佇むイメージが廃墟の様に見えていたのが不思議に思っていましたが、なんと今作の舞台が前作の実験から数百年後が経過した世界が舞台であるとの事。

さらにイメージからは再び”テスト”が行われる事が読み取れますが、今作のシングルキャンペーンの主人公には1作目の主人公であるChellが再び登場するようです。舞台が数百年後である事や、前作のテストが何度も何度も繰り返し行われていた痕跡が見られる事、そして刷新されたエンディングの存在と、一体Chellに何が起こっているのか非常に気になる所です。

「Portal 2」 ポータル 2
すっかりジャングル化しているGlaDOS跡地

さらに発表で明らかになったCo-opプレイについてはシングルキャンペーンと別のシナリオが用意されている事が明らかになっていましたが、新たにCo-opキャンペーンの主人公キャラクターも明らかになっています。それがなんと前作でもかなりの萌えキャラだった”タレット”となんとカメラ……に似た子が2足歩行で……一体何が起こっているのかさっぱり判りません。

「Portal 2」 ポータル 2
Co-opキャンペーンの主人公に選ばれた二人……かわいいwwww

さらに物語についても気になる点が発見されており、特集記事によると前作でほぼ無人に見えたアパーチャサイエンス社の施設は、(ネタバレになるので詳細は伏せますが)人格を持った○○○達によってシャットオフされており、数百年の間に彼女達自身の施設として改修された様子。上記の主人公二人のその過程で生まれた子達なのかもしれません。さらに新しい役割のキューブも登場確認されており、“Reflection cube”と呼ばれるキューブがレーザーの反射を用いたパズルに利用される事が明らかになっています。

「Portal 2」 ポータル 2
新登場の反射キューブ
「Portal 2」 ポータル 2
どえらい進化を果たしているアパーチャサイエンス内部
「Portal 2」 ポータル 2
「Portal 2」 ポータル 2
拡張工事しすぎwwww
情報元:1up, イメージ:X

「Portal 2」が正式発表!Co-opプレイや新キャラクターが登場しホリデーシーズンに登場

2010年3月6日 10:13 by katakori
sp
「Portal 2」 ポータル 2

先日Portalで謎のアップデートが行われ、ARG(代替現実ゲーム)的(ARGについての説明は当サイトの過去記事で)な展開により、ミステリアスなメッセージやAAアート、そして気になるエンディングが明らかになり、何らかの続編かと注目が集まっていましたが、昨晩Portal 2」が正式にアナウンスされました。

Gameinformerでは相変わらず美しいカバーアートが公開され、次号で特集が組まれる事が明らかにされています。Portal 2の登場はホリデーシーズンで、フルプライスのタイトルになるとの事。さらにCo-opモードを搭載し、Co-opモード専用のキャンペーンが用意されている事も明らかになっています。対応プラットフォームはPCとXbox 360と発表されています。

今回明らかになったイメージからはアパーチャサイエンスが帰ってくる事、そして表紙に佇むGLaDOSと印象的なコピーからは、またGLaDOSに会えるような雰囲気が描かれています。しかし今回のイメージと内容を考えると余計に今回のアップデートのエンディングが”どちら”なのか気になる所、今後少しずつ明らかになっていくであろう続報に期待です。

「Portal 2」 ポータル 2

なお、対応プラットフォームについては気になる噂が先日から囁かれています。先日から続いているValveのティザープロモーションやSteamのベータクライアントから、Mac対応が果たされる可能性が非常に高いと見られています。これらの事情からPortal 2がMacへの大きなサプライズとして用意されている可能性も考えられ、期待が高まる所です。

「Portal 2」 ポータル 2
「Portal 2」 ポータル 2
情報元及びイメージ:GameInformer, GameLife, Destructoid
sp

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.