doope!

今朝方QuakeConの開催と共に行われたジョン・カーマックによる基調講演ではもう2年以上前から存在が示唆され、去年以降はidからも存在や進捗がある程度提示され始めていたシリーズ最新作「Doom 4」の正式発表がいよいよ行われるかと注目を集めていましたが、キーノートに登壇したカーマックは「今年はRageの年」と語り、残念ながらDoom 4の正式発表は行われませんでした。

キーノートではカーマックがRageローンチ後にハイエンドPC向けの試験用エンジン（※ カーマックは“crazy”な物と発言）を導入する予定があることを明かし、idがPC用高解像度テクスチャーのリリースを検討していることや、Doom 3のソースコードをRageのローンチ後にリリースすることなどが語られた後に、幾つかの質疑応答が行われました。

この質疑応答においてDoom 4について問われたカーマックは“この場で言えることは何も無い”と発言、しかしRageチームがDoom開発に移行している状況ながら、彼らがまだRage 2を作りたいと望んでいると明らかにしています。

さらに、これまで何度か言及された経緯のあるブラウザベースのWolfensteinが現在保留中であること、Quake Liveがビジネス的に成功しなかったことから、来るQuake新作は本質的なタイトルになるだろうと発言、しかし現在は何も準備中ではないと各フランチャイズの現状について語りました。