2012年2月28日 17:51 by katakori

先日公開された新スクリーンショット

先日、リリースが2012年Q4に延期されたBohemia InteractiveのArmaシリーズ最新作「Arma 3」ですが、新たに海外情報サイトの報告から本作におけるマウス操作の改善やPhysX情報に加え、ベータテスト開催に関する新情報が明らかになりました。

まず、マウス操作の改善はBohemiaのDavid “Dwarden” Foltyn氏が前作の若干クセのある挙動に改善の必要性があることを認めたことから明らかになったもので、1:1でなかったX/Y軸の移動量調整に加え、レンダーフレームの先読みやマウスの加速オプションなど、よりスムースなゲームプレイと描画が行われるだろうと示唆しています。

また、BohemiaがArma 3で使用するPhysXのバージョンを3.0にすることを検討していることが判明しており、これが実現すればより良いマルチスレッド対応が実現される可能性が高く、現存するPCゲームで最もパワーを必要とするであろう本作の負荷が幾分か軽減されるかもしれません。

さらに、BohemiaのDan Musil氏はベータテストの開催について言及しており、今年のE3後にコミュニティ向けの小規模なアルファテストを開催し、その後年内中により広範囲なベータテストの開催が予定されていることが明らかになっています。

リリースまではまだ時間が残されているArma 3ですが、今年登場予定のPCゲームにおける最も複雑で突き抜けたタイトルに間違い無く、今後E3に向けた開発の進捗に改めて期待したいところです。