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今年に入ってからコンソール進出のまことしやかな噂が報じられていたValveですが、本日新たに公式の人材募集ページにて入/出力とプラットフォームのハードウェア開発に取り組むエンジニアの募集を開始したことが明らかになりました。

今回発見されたElectronics Engineerの募集要項にはValveの研究開発チームがプレイヤーの体験を向上させるためのハードウェア開発を進めている旨と共に、プラットフォームに纏わるハードウェアデザイン、プロトタイプ設計、テストなど幅広い開発を進めていることが明記されています。

さらに、Valveはこれらがマウスやゲームパッドなどに代表される既存のゲームデバイスを指していないことを強調しており、全く新しいゲーム体験の考案を念頭に置いている様子が窺えます。

先月にはMicro PCタイプのハードウェアボックスのイメージも登場したValveのハードウェアに関する話題ですが、革新的な技術開発については予てからゲーマーの発汗量や心拍数といった生体反応をモニタリングし、コンテンツマッチングなどを行うバイオメトリック技術の研究や、体に障害を持つプレイヤー向けの眼球トラッキング技術など、今回の募集に記載された入/出力デバイスに関する研究が複数進められており、Valveの描くビジョンがどのような形で結実することになるのか、今後の動向が今から楽しみなところです。