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先日開催されたCES 2014にて、正式にお披露目を迎えたOculusの新型VRプロトタイプ「Crystal Cove」ですが、新たにOculus VRの若き創業者Palmer Luckey氏とVPを務めるNate Mitchell氏がユーザーの質問に答えるQ&A映像が公開され、位置検出用のカメラを併用することで、頭部の位置トラッキングを実現した“Crystal Cove”の利用が椅子に座った状態を想定したものであることが明言されました。

これは、CESでのお披露目を経て、“Crystal Cove”が1台のカメラを利用する構造上、CES会場でも大きな注目を集めたOmniやVirtualizerといった体感系大型デバイスとの組み合わせが困難ではないかと見られていたもので、Nate Mitchell氏によると、“Crystal Cove”はやはり座った状態での利用を想定しているとのこと。

また、今回行われた質疑応答では、コンシューマー版に関する発表の準備を進めているほか、眼鏡を使用しているユーザーがヘッドセット内で眼鏡を着用せずにVRデバイスを利用できる理想的な解決方法に取り組んでいると予告しています。