先日、IGNが掲載したCD ProjektのボスMarcin Iwinski氏のインタビューから判明したローカライズや発売時期、動作要件の開示に絡む新情報をまとめてご紹介しましたが、新たにOnlySPがCDPRのシニアアートプロデューサーMichal Krzeminski氏のインタビューを掲載し、本作に登場するクリーチャーの出自や、相互に影響を与える生態系の実装等に関する興味深いディテールを明らかにしました。
という事で、今回も既に判明済みのディテールを除き、新たに浮上した新情報のみまとめてご紹介します。
- Krzeminski氏は、来る最新作が前作のプレイを必要としないスタンドアロンな物語として感じられる一方で、シリーズ作品のプレイヤーには自然な続編であるよう構築を進めていると強調している。氏は具体的な取り組みとしてこれまでの背景を説明するストーリーの要約を担うコンテンツを準備していることを明かしている。
- 本作に登場するクリーチャーは相互に干渉する生態系の中で生息しており、ゲーム世界にインタラクティブな変化をもたらす。Krzeminski氏は例として、ゲラルトがある村からDrowner達(水辺に生息する小型のクリーチャー)を排除した場合、村の住民が大勢で魚釣りをはじめるだろうと発言。これが他の地域にも影響を与えるかもしれないと説明している。
- また、幾つかのクリーチャーは(初代Witcherにもあったように)各ロケーションと密接に関係しており、何体かの怪物はある地域で崇拝され、ローカルな神性として考えられているとのこと。これらモンスターにまつわるバックストーリーはそれらが居住する地域と一体化しており、村人はゲラルトにモンスターに絡む話題を語り、子供達はこれを心配するといった関係が用意され、ランダムな場所にランダムでポップしたモンスターと戦うといった印象は薄らいでいるとのこと。
- 本作に登場するファンタジー世界の動物達について、CDPRはスラヴ神話の学者達の協力を仰ぎ、スラブの動物達が登場する寓話をベースに空想的な動物達が地域や村民に与える影響に関する研究と調査を進めている。
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