本日開催された第17回“DICE Awards”にて、GOTYを含む10部門の受賞を果たし昨年のJourneyを超える偉業を達成したNaughty Dogの傑作「The Last of Us」ですが、新たに本作の開発を率いたクリエイティブディレクターNeil Druckmann氏が“The Last of Us”チームの今後について言及し、The Last of Usの続編に対する検討を含む次回作品に向けたブレインストーミングを既に開始していると明らかにしました。
これは、先ほど海外で情報が解禁されたばかりのストーリーDLC“Left Behind”に関するプレビューイベント中にDruckmann氏がEurogamerに対して語ったもので、Left Behindの開発を終えたことを明かした氏は、自身とディレクターを務めたBruce Straley氏が早4年以上に渡ってThe Last of Usの開発を進めてきたと振り返り、しばらくは休憩を取り充電する時間だと前置きした上で以下のように説明しています。
私達は数人のスタッフとブレインストーミングを始めた。正直にいって、その内のいくつかが(The Last of Usの)続編に対するアイデア、さらに幾つかが全く新しいIPに関するもので、この数週間を新IPのブレインストーミングに費やしている。
ここで、我々は幾つかの良いステップと、Left Behindで行ったような取り組みに似たアプローチをよくよく確かめる必要がある。本当に伝える価値があって、これまでの繰り返しではないストーリーをみんなに語ることが出来るか?そして、それが出来ない場合、何が我々にとって本当に取り組むべきチャレンジで、このメディアのストーリーテリングを前に推し進めるためにどこからインスピレーションを得るべきか。
The Last of Usの続編については、本作の正式なアナウンスを行った当初(※ 古いものでは2012年2月に発売されたGame Informer誌の特集に確認できる)から“作品がそれ自身の明確な終わりを持っていることから続編の可能性は無い”と何度もフランチャイズ化に否定的な見解が示されていますが、ローンチ以降の高い評価と新作を求める強い声に呼応する場合、一体どんなストーリーが描かれることとなるのか、何れにしろ数年は潜伏が続くであろうNeil Druckmann氏とBruce Straley氏チームの動向に大きな注目が集まるところです。
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