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90年代の“サラエヴォ包囲”をモチーフに、戦時下の過酷な環境で繰り広げられる一般市民のサバイバルを描いた“This War of Mine”シリーズで知られるポーランドのデベロッパ“11 bit studios”が、PC向けの新作「Frostpunk」を発表。リソース管理や最適化よりも感情移入や意思決定にフォーカスした、困難なモラル選択を特色とするスチームパンクサバイバル作品として2017年の発売を予定していることが明らかになりました。

また、発表に併せて16世紀イギリスの詩人トマス・キャンピオンの詩“Now Winter Nights Enlarge”を引用し、雪山で滑落した男性の死体を描くティザートレーラーが登場しています。

今のところ、“Frostpunk”の具体的なディテールは不明ながら、激しい寒波によって現代的な社会が崩壊し、圧倒的な寒さをしのぐために蒸気を動力とする技術が誕生した世界が舞台となるサバイバル作品で、“This War of Mine”の特色でもあるモラルチョイスをさらに押し進めた極限状況における重い選択を提示するとのこと。