「Call of Duty: Black Ops」 コール オブ デューティ ブラックオプ

連日マルチプレイのおもしろネタで盛り上がっている「Call of Duty: Black Ops」ですが、シングルキャンペーンのストーリーも相当に面白い物になっており、当サイトでこれまで扱ってきた暗号記事の続きとも言える複雑怪奇な要素が見え隠れする謎の多い物となっています。

今回の記事は本編のキャンペーンを一先ず一度終わらせた方を対象にした物で、エンディングの内容や隠し要素の示唆を含む完全なネタバレを含む内容になっています。また、本サイトで以前にお知らせしたきた暗号記事の経緯や、且つBlack Opsのキャンペーンを一先ずミッション順にどういった物語だったかを理解したプレイヤーに有用な内容となっています。(参考記事:暗号記事のまとめ

なお、未プレイの方やキャンペーンプレイ途中の方には本作の楽しみを決定的に奪ってしまう内容になっておりますので、一度キャンペーンを終えて以降に閲覧する事をお勧めします

また、プレイ済みの方にはシングルキャンペーンが全く違う側面を見せ始める事になりますので、ベテラン難易度等の実績クリアなど、複数回プレイを新たな気持ちで始められる事と思います。そして今回のネタバレは非常に重大な内容ながら、これまでのお知らせしてきた暗号解析が再び始まるスタート地点に過ぎない”小さな”出来事となっていますので、今後さらに楽しみが拡がる物になっていると考えます。

前置きが長くなってしまいましたが、以下閲覧には十分ご注意下さい。





































ここから新たな暗号解析がスタートする訳ですが、もう一度改めてお断りさせて頂くと、以下の記事はCall of Duty: Black Ops本編のエンディングや各ミッションの内容について詳細な情報を掲載しており、強いネタバレ要素を含む事で本作の楽しさを読者の方から奪ってしまう可能性があります。

本編をクリアしていないと全く意味が分からない内容も含まれておりますので、以降は本編クリア後に閲覧する事を改めてお勧めします。

各レベルのミッション概要に含まれた暗号

「Call of Duty: Black Ops」 コール オブ デューティ ブラックオプ

既にキャンペーンをプレイ済みの方は上記の様なフラッシュバック後のミッションスタート時に表示される以下の様なミッション概要を見た事と思います。

Transmission# 9-19. Designate: ROMEO

We suspect detention at Vorkuta labor camp in U.S.S.R.

But the exact whereabouts of Mason is unknown

0600 hrs October 6, 1963

このミッション概要では現在の地域や状況、ミッションが行われるゲーム内の年月日、参加メンバーやターゲットと言った作戦の概要が記されています。そして、1行目にはミッション毎に”Transmission# 9-19. Designate: ROMEO”といった良く判らない内容が並べられており、それぞれのレベルから1行目抜き出すと以下の様な内容が並びます。なお、13ミッション目ではこの概要が2回登場しますので、15ミッション、計16ラインの内容が含まれます。

  • Transmission# 15-18. Designate: X-RAY
  • Transmission# 9-19. Designate: ROMEO
  • Transmission# 0. Designate: ECHO
  • Presidential Order# 8-5. Designate: ZULU
  • Transmission# 4-5-1-4. Designate: NOVEMBER
  • Transmission# 20-8-5-18-5. Designate: OSCAR
  • Transmission# 23-1-19. Designate: VICTOR
  • Transmission# 23-8-15. Designate: X-RAY
  • Transmission# 14-15. Designate: XRAY
  • Transmission# 2-15-4-25. Designate: INDIA
  • Transmission# 9-19. Designate: SIERRA
  • Transmission# 14-15-20. Designate: DELTA
  • Transmission# 8-5-19-1-25-19. Designate: ECHO
  • Transmission# 8-5-19-1-25-19. Designate: ALPHA
  • Transmission# 8-5. Designate: DELTA
  • Transmission# 9-19. Designate: X-RAY

こう並べて見ると、一部例外があるものの、この1行目の内容が”Transmissionのナンバー”、そして”Designateのキーワード”の2つのパートから構成されている事が判ります。

まず特徴的なキーワードが混ざるDesignateの内容から調べていくと、これがNATOフォネティックコード(参考リンク:wikipedia)を指す物である事が判ります。

このNATOフォネティックコードとは、NATO(北大西洋条約機構)の連合艦隊などで採用され、国際民間航空機関やアメリカ連邦航空局で重要な文字や数字を無線などで伝える際に利用される通話表の事で、対応表を利用する事で上述のDesignateの内容をそのままアルファベットに置き換える事が出来ます。(実際は頭文字を取れば良いだけです)

そうするとDesignateから浮かぶテキストは”X R E Z N O V X X I S D E A D X“となり、x文字を整理し可読性を上げると”REZNOV IS DEAD“となります。

ここまではキャンペーンを終わらせたプレイヤーであれば、ハドソンから聞かされた内容と合致する物ですが、Transmissionナンバーを紐解いていくとまた違った内容が浮かび上がってきます。

今後また新たに続く事になる暗号へのステップとして、この数字について少しだけ説明を加えておくと、この数字群ではざっと見た所0から25の数字が利用されており、アルファベット26種の文字に対応する物ではないかとの予測できます。

0がaなのか、1がaなのか、問題はありますが、一先ず1=a、2=b、3=cといった風に数字をアルファベットに置き換えていくと1行目の内容は15が”o”、18が”r”、2行目の9が”i”、19が”s”と可読性を持ちあわせた単語へと並べ替え可能な事が判ります。

これを順に上から進め、行毎にまとめていくと……”or is he dead there was who no body is not hesays he is”(※ 13行目と14行目は同様の内容なので重複行として整理してあります)となります。

さらにDesignateの内容と組み合わせ、可読性を上げると”Reznov is dead, or is he, dead there was who no body is, not he says he is“となります。日本語に意訳するとレズノフは死んだとされているが、死体は見つかっておらず確認が出来ないという内容が記されています。

時系列の整理から、新たに浮かび上がる謎

レズノフの不自然な登場や存在については本キャンペーンでも様々な伏線が張られていますが、キャンペーンを終えたプレイヤーにはご存じの通り、本編に登場するレズノフはそのほとんどがメイソンの見た洗脳による幻影という事になっています。

ここで一端キャンペーンで描かれた物語を、主要人物同士の関係のみに着目し表面的になぞると、カストロの暗殺に失敗したメイソンがDragovich、Kravchenko、Steinerの手に落ち、ケネディ大統領を殺すように洗脳、しかしレズノフがメイソンに対しこの3人を殺すよう再び洗脳、メイソンは3人を殺す事に成功するが、エンディングでケネディ大統領の暗殺に手を染めてしまう。その様な物語だったと感じた方が多いのではないでしょうか。

最後のミッションでメイソンと対峙したDragovichは、貴様は俺に大統領を殺させようとした!と迫るメイソンにこう答えます。”Tried?”(”させようとした?”或いは”試した?”)。その一言を残してDragovichは死を迎え、そのままエンディングの大統領の暗殺を示唆するムービーへと移行します。

ここで前述のミッション概要を確認してみると、Dragovichとの決着を迎える最終ミッションの日付は1968年2月26日となっている事が判ります。このミッション終了後にケネディ大統領の暗殺が描かれる事、そして、これまでハドソンや仲間達の間でもケネディ大統領についてはあまり言及されておらず、エンディングはこのまま最終ミッションの後に起こった出来事と感じさせる演出で描かれています。

これまでTreyarchはCall of Duty: Black Opsについて、史実を徹底的に調査した上で”フィクション”を描くと語って来ました。Black Opsでは超展開なイベントが次々と発生している事から、ケネディ大統領の暗殺も史実通りに描かれていない事も十分に有り得、この展開はすんなり受け入れられるものの、メイソンのあまりに救いの無いショッキングなエンディングだったと多くのプレイヤーが感じた事と思います。

ここで一端史実に目を向けてみると、ケネディ大統領の暗殺は1963年11月22日。そして各ミッションが起こった日付を改めて整理し、史実上のケネディ大統領暗殺のタイミングがどこに位置するか、以下のミッションを並べた表に差し込んでみました。

ミッション 日時 地域
1: Operation 40 1961年4月17日5時 キューバ、サンタ・マリア島
— メイソンへの洗脳が行われた2年と6ヶ月の空白期間 —
2: Vorkuta 1963年10月6日6時 ソビエト、ヴォルクタ
3: U.S.D.D. 1963年11月10日17時 アメリカ、ペンタゴン
4: Executive Order 1963年11月17日7時 ソビエト、バイコヌール基地
史実上のケネディ大統領暗殺 1963年11月22日12時30分 アメリカ、テキサス州ダラス
— 4年と2ヶ月に及ぶ空白期間 —
5: S.O.G. 1968年1月21日9時 ベトナム、ケサン
6: The Defector 1968年2月2日19時 ベトナム、フエ市
7: Numbers 1968年2月2日19時 香港、九龍城
8: Project Nova 1945年10月29日12時 レズノフによる北極での回想
9: Victor Charlie 1968年2月9日12時 ベトナム、DMZ南部
10: Crash Site 1968年2月11日13時 ラオス
11: WMD 1968年2月18日5時 ソビエト、ヤマウンタウ山中
12: Payback 1968年2月19日12時 ラオスとベトナムの国境
13: Rebirth 1968年2月23日22時30分 ソビエト、Rebirth島
14: Revelations 1968年2月25日23時 ペンタゴン、ROOM 9
15: Redemption 1968年2月26日6時 メキシコ湾、Rusalka号

Black Opsに登場するケネディ大統領は史実通りのタイミングで死を迎えている

「Call of Duty: Black Ops」 コール オブ デューティ ブラックオプ
思わせぶりに隠されたケネディ大統領の著書”Profiles in Courage”(※ 次回以降への予告)

この辺りからが今後の新展開における予告と重要な要素になっていく事となります。詳細はここでは一端省きますが、本作に登場する”とある”コンピューターの中身から、Black Opsの中でケネディ大統領は実は史実通りの日付で暗殺されている事が確認されています。史実通りに暗殺が行われ、もし犯人がメイソンならば、一体ミッション5以降の展開は何なのか、Dragovichの最後の言葉の意味もより闇の中へと紛れ込んでしまいます。

そして、オープニングとエンディングに登場したスパイと思われる女性、そのスパイが囁く数字による”暗号”、その傍らに置かれたケネディ大統領の著書”Profiles in Courage”、女性が放送する暗号は本編において2回描かれ、別の暗号を発信しており、暗号の冒頭には宗教用語として知られる昇華を意味する”Ascension”の言葉が発音されています。

また、作中でハドソンはレズノフによるメイソンへの洗脳を指し、あろう事かMk-Ultra(CIAが50年代初頭から研究を進めていた洗脳計画)による洗脳である事を示唆、そもそもレズノフやDragovichが行った洗脳がアメリカの息が掛かった物である事を自ら口にしています。ここではCIAと敵対する筈のGK NOVAとの奇妙な繋がりが見え隠れし、そして不思議な名称の類似性も感じられます。(※ Mk-Ultraの前身である”Operation Paperclip”ではドイツの科学者達を利用して洗脳の実験を進めていた)

さらに前述のレズノフが生きているらしい事、さらに本編からは秘密結社として知られるイルミナティ、宇宙人との関連が深いとされるMJ-12、そしてArea 51の存在が既に浮かび上がっており、CIA内部の軋轢、内外に見え隠れするスパイの存在、これまでの暗号の数に匹敵するレベルの大量の暗号、メイソンの出生に関する情報、果てはシェークスピアの最も残虐な戯曲とされる”タイタス・アンドロニカス”、イギリス浪漫派の詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの14行詩”オジマンディアス”まで登場する始末。

多岐に渡る要素は既に前作World at Warの内容にまでその枠を拡げており、今後改めてお知らせしていく事となる暗号解析から最終的にBlack Opsのキャンペーンが実際にはどのような姿を見せる事になるのか、これまでお知らせした暗号解析の内容からはBlack Opsキャンペーンから数年後のGK NOVA計画に関するやり取りも見つかっており、表出している内容が氷山の一角である事が容易に想像できます。

次回からは今回の記事の内容を踏まえ、各種の暗号や相関関係など複雑に絡まった糸を少しづつ紐解いていきます(いけるかどうか……)ので続報をお楽しみに!

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