先日PS3版「The Elder Scrolls V: Skyrim」が現在抱えているパフォーマンスの問題について、事態の経緯とBethesdaが発表した対応の詳細をお知らせしましたが、PS3のメモリ周りの仕様なども含め大きな議論を呼ぶ事となった発言は“Fallout: New Vegas”の開発を率いたObsidianのJosh Sawyer氏によるもので、ビジネス的な関係も含めてSawyer氏が見解を示す行為が持つの意味の大きさにも注目が集まっていました。
そんな中、Bethesda広報のVPを務めるPete Hines氏がJosh Sawyer氏の発言に対しTwitterで反論、“Josh Sawyer氏はSkyrimに取り組んでいないだけでなく、以前のエンジン(Gamebryo)と彼のコメントは現在の技術(Creation Engine)を映し出してはいない”と述べ、“彼の言う事は真実ではない。彼は私たちがずっと以前に解決した問題を表面化させている”と発言しました。
もちろんJosh Sawyer氏の発言はNew Vegasでの経験を元にした推測にすぎませんが、現在発生している問題の詳細とこれまでにシリーズタイトルに発生してきた同様の不具合に加え、Josh Sawyer氏が示した具体的な不具合の原因を鑑みると帰納的な意味でも確度はかなり高いと言え、Pete Hines氏の見解と反論が全くもってぼんやりとした印象論にしか感じられないのが実情といったところでしょうか。
The Elder Scrolls V: Skyrimを始め、近年のTESや新生Falloutシリーズのクオリティが非常に素晴らしいものであることは疑いようの無い事実ですが、その一方でBethesdaは旧“Fallout”や“Scrolls”商標に絡むビジネスサイドの問題には実にアグレッシブな対応を見せており、BethesdaとObsidianの関係に亀裂が生じはしないか、これ以上事態が悪化しないことを切に望むばかりです。
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