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昨年の四半期会計報告を前後し経営危機の噂が囁かれているTHQですが、本日IGDAのモバイルSIG（分科会）を率いるKevin Dent氏がTHQがW40kシリーズでお馴染みGame Workshop物のMMOタイトルをキャンセルしたと発言、その後には2014年にTHQがリリースを予定していたタイトルが全て発売中止となったとの発言も飛び出し、その真偽と動向に注目が集まっています。

Kevin Dent氏はこれらの状況を引き起こした原因の1つとしてタブレットデバイスのuDrawを挙げており、資金的な問題からくる開発予算のリスクの負荷や、ビジネス的な動きの遅さなどを指摘しており（参考発言：その1、その2、その3）、現在THQがアジア企業への売却も視野に入れていると語っています。

現在のところTHQからはっきりとした声明は得られていませんが、Game Informerの確認に応えたTHQの広報は、噂になっている2014年タイトルのキャンセルについては聞いた事が無いと否定。さらにW40kシリーズやDarksiders、Devil’s Thirdなどにも携わるコミュニティマネジャーのMathew Everett氏（※ THQSledgehammer）は“THQが今週別の大きな契約にサインしたばかり”だと語り、噂が真実ではないと強調しています。

まだ真偽の程が明らかでないこの噂、全く火種が無いといった状況でもないことから動向に注意する必要がある話題だと言えそうです。