現在開催中のD.I.C.E. summitにEpicのUnreal Engineを産んだグルTim Sweeney氏が登壇し、次の20年を見据え“Technology and Gaming in the Next 20 Years”と題したプレゼンテーションを行い、人間の視界と同等の表現を実現する映像技術が氏が生きている間に訪れることになるだろうと語りました。
Sweeney氏は人間の目が30メガピクセルのカメラと同等の機能を有し、72FPSを超えれば感知出来なくなるなど、講演は人間の生理学的な側面の解説からスタートし、最終的に8000×4000ピクセルの解像度と前述した72FPS動作が実現されればハードウェア的な達成は近く、既にシャープが7630×4320解像度のパネル開発に成功していることなどを挙げ、こういった時代がさほど遠くなくやって来ると強調しました。
また、近年成長著しい演算能力によってライティングや、表面化散乱(SSS)、肌表現、煙、霧の表現がより現実に近い発展を見せると述べ、自身が生きている内に人類は現実をシミュレートするほどの演算パワーを得ることが出来るだろうと発言。こういったレベルに達するには現在の2000倍近いハードウェアの処理能力が必要だとの予測を明らかにしています。
しかし、Sweeney氏は例え現実世界の映像表現が達成されたとしても、人間の移動や喋る行為、個性、意図など、さらなる進歩を必要とする多くのステージが存在すると語り、最後にこう述べました。「我々の産業における最も輝かしい日はまだ訪れていない」
Tim Sweeney氏は本日表彰式が開催された第15回AIASにて殿堂入りを果たしています。
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