強烈な復活を遂げた“Alice: Madness Returns”でお馴染みAmerican McGee氏率いる上海のSpicy Horseですが、昨年の5月に発表されたPopCapとの提携時に存在が示唆された基本無料プレイのアクション新作「Akaneiro」のアルファ版スクリーンショットや、赤頭巾ちゃんをモチーフとしたゲームの背景に関する情報が海外情報サイトのKotakuに掲載され、衝撃的なゲームの概要が遂に明らかになりました。
Akaneiroは“Alice: Madness Returns”やSpicy Horseの下部スタジオSpicy Ponyが開発した同名タイトル(※ 参考記事)に見られた日本的なテーマをより強く進めた新作で、アイヌの妖怪ハンター組織である“あかね”に所属する少女達が西方(※ 本州)からやって来た妖怪達と戦うというもの。
Spicy Horseによると、これは1853年のペリー来航を以来、開国に向けて動き出した日本が数十年に渡って進めた北海道開拓を背景に、アイヌと当時の日本の文化的な衝突を暗示するもので、少女達が対峙する“妖怪”達は本土側の伝統的な文化を象徴する存在として描かれているとのこと。
また本作の誕生に、北海道の開拓によって絶滅した日本のオオカミに関する歴史と生態学を研究したモンタナ州立大学のBrett Walker教授の著書“The Lost Wolves of Japan”が強い影響を与えたことが明らかにされています。
背景も非常に興味深いAkaneiroですが、打ち棄てられたアイヌの村を取り戻す為に戦う妖怪ハンターである少女達を描いたコンセプトアートやゲームプレイのスクリーンショットにはSpicy Horseテイストに満ちた素晴らしいイメージが並んでおり、ゲームとしての仕上がりにも期待が高まるところ。Akaneiroは今年後半にベータテストが開催予定で、対応プラットフォームはPCとタブレットデバイスが想定されているとのこと。
余談ですが、Spicy HorseはF2P化についても言及しており、スパムで口やかましい課金は用意しないとアピールしています。
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