doope!

F2Pタイトルを主軸に据えたビジネスモデルやオープンソース技術を巧みに取り入れたデザイン思想など、数多くの意欲的な取り組みを見せるBoxer8の新型コンソール機「Ouya」のKickstarterキャンペーンが先ほど遂に終了し、当初目標に掲げていた95万ドルの9倍を超える859万6,376ドル（約6億7,500万円）の資金調達に成功したことが明らかになりました。

この終了に併せ、Ouyaのポータルサイト“Ouya.tv”では付属のコントローラー数が選択可能（※ 4つのコントローラーをサポートすることが新たに判明）なプレオーダーがスタート。さらに、20ドルの送料を含むインターナショナル版の予約も用意されており、Paypal決済も可能となっています。

さらに終了直前のKickstarterページからは、バンダイナムコがOuyaへの参入に向けて“活発なディスカッション”を進めていることが判明。バンダイナムコの公式facebookでは、どんなタイトルをプレイしたいかファンに意見を求める投稿が行われ、多くのファンが要望を寄せる意見交換が進められています。

Android 4.0をベースに、4コア仕様のTegra3、1GBメモリ、8GBの内蔵フラッシュストレージ、HDMI/WiFi 802.11/Bluetooth LE 4.0/USB 2.0等のインターフェースを備え、本体＋1コントローラーで109ドルという低価格で展開されるOuyaは現世代のコンソールビジネスに1石を投じることとなるか、2013年4月に予定されている出荷と様々なサービスの参入が続く今後の動向に改めて注目が集まるところです。