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先日、現世代機向けの最新作として元アサシンのテンプラーShay Patrick Cormacを主人公に七年戦争を描く“Assassin’s Creed Rogue”が正式にアナウンスされたUbisoftの“Assassin’s Creed”シリーズですが、昨日発売されたGame Informer最新号には「Assassin’s Creed Unity」の15ページに及ぶ特集記事が掲載されており、来る最新作の多種多様な新要素や改善点に加え、これまでほとんど具体的な言及が行われていなかった歴史上の登場人物に関する一部のディテールが明らかになりました。

また、以前のE3プレビュー解禁時には最大1,000体（※ メディアにより規模に差が見られた）と報じられていた群衆表現に関する言及も見られ、新たに本作が登場させうる群衆の限界が3万人に達するといった情報が報じられる状況となっています。

■ “Assassin’s Creed Unity”の鍵を握る歴史上の人物として登場が確認された一部のキャラクター

• ルイ16世：在位中にフランス革命が勃発し、93年に処刑されたブルボン朝第5代フランス国王。パリの脱出を試みるが、その後幽閉され革命広場でギロチンにより処刑される。
• マリー・アントワネット：ルイ16世の王妃、革命の勃発に際しルイ16世と共にパリの脱出を図るが、ヴァレンヌ事件を経て捕らえられ、その後タンブル塔に幽閉される。革命裁判を経てコンコルド広場でギロチンにより斬首される。Game InformerはUbisoftが彼女をどう描くかその描写を興味深く見ていると強調している。
• マクシミリアン・ロベスピエール：フランス革命期に活躍した政治家で、著名な革命指導者であると同時に、粛清を断行する恐怖政治を敷いたテロリストとしても知られる。
• マルキ・ド・サド：サディズムの由来としても広く知られるフランスの貴族で小説家、哲学者。“ソドム百二十日あるいは淫蕩学校”や“恋の罪”、“ジュスティーヌあるいは美徳の不幸”といった暴力的なエロティシズムや無神論を特色とする作品で知られる。“Assassin’s Creed Unity”のクリエイティブディレクターAlex Amancio氏は、Unityにおけるサド侯爵がトマス・ハリスの作品に登場する著名な連続猟奇殺人犯ハンニバル・レクター博士のような存在として登場すると語っており、捕らわれの身ながら常に先の状況を見越しArnoを陥れようとする非常に不気味な人物として描かれることを明らかにしている。
• ナポレオン・ボナパルト：フランス革命における活躍を経て軍人としての地位を上りつめ、その後フランス革命戦争やナポレオン戦争における英雄的な活躍を経て、1804年にフランス第一帝政の皇帝に即位する。“Assassin’s Creed Unity”においては、軍人の地位を確立しつつある時期のナポレオンが登場し（※ スクリーンショットには、まだ砲兵司令官を務めていた時代のナポレオンが確認できる）、自己中心的でナルシスティックな軍人として描かれていることが記されている。

■ その他、GI誌最新号に掲載された“Assassin’s Creed Unity”に関するディテールの一部

• 本作には勢力間の争いを含めそれぞれが独自のインタラクションを持つ群衆が多く登場するが、Ubisoftによると“Assassin’s Creed Unity”は最大で3万人の群衆を扱うことが出来るとのこと。
• Ubisoftは群衆AIの改善を強調し、膨大な数の群衆が本作の魅力的な世界構築を支えていると強調している。
• 本作の主人公“Arno”は、多種多様なスキルによる個性豊かなカスタマイズと成長を特色としている。
• プレイヤーには、タスクの完了やアクティビティに対する報酬としてスキルポイントが与えられ、これを“Navigation”と“Stealth”、“Combat”の3カテゴリに分類される多彩なスキルに振り分けることで個々のスキルをレベルアップさせることが出来る。