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本日、EAが近年のビデオゲーム文化における大きな潮流の1つである“e-Sports”にフォーカスした新部門「EA Competitive Gaming Division」（EA CGD）の設立をアナウンスし、EAのEVP兼CCOであるお馴染みピーター・ムーア氏が同部門を率いるゼネラルマネジャーに就任したことが明らかになりました。

EA CGDは、近年ますます大きな成長を遂げているe-Sports分野に競争とプレイヤーを繋ぐ多くの機会を提供するために設立された新部門で、最初の取り組みとして“FIFA”や“Madden NFL”、“Battlefield”といった人気シリーズ向けの世界的なeSports大会を企画しているとのこと。

また、EA CGDが掲げる3つの柱として、“競技”と“コミュニティ”、“エンターテインメント”が挙げられており、自らが運用する公式サポートに伴う魅力的な競争の経験やコミュニティの育成、ライブイベントと放送にまつわる開発に注力することが報じられています。

ピーター・ムーア氏の起用は、かつてEA Sportsを率い、2004年に始動した“FIFA Interactive World Cup”や2011年の“EA SPORTS Challenge Series”といった取り組みによってビデオゲーム分野のスポーツと競争を早い時期に開拓した功績が評価されたもので、今後は新しい舞台を盛り上げるためにEAの内部スタジオやマーケティング/パブリッシングチームと提携を進めるとのこと。

さらに、ピーター・ムーア氏を支えるもう1人の中心人物として、14年に渡ってEA Sportsのマーケティングを率いてきたベテランTodd Sitrin氏がCGD入りを果たすとのこと。なお、ピーター・ムーア氏のCGD入りは2016会計年度の終了後となっており、それまではSVP兼COOとして現在の組織を率いる予定となっています。