新ヒーローの進捗や観戦用の追加機能など、Jeff Kaplan氏が「オーバーウォッチ」の今後に言及

2016年6月16日 19:02 by katakori
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「Overwatch」「オーバーウォッチ」

昨日、マクリーとウィドウメイカーの調整を実装するPC版の小規模パッチが配信された「Overwatch」(オーバーウォッチ)ですが、導入が迫る“Competitive Play”や予てから明言されている追加コンテンツの動向に注目が集まるなか、本作の開発を率いるJeff Kaplan氏が直近の取り組みから2017年初頭辺りまでを視野に入れた中期的な計画についてまとめたBluepostを投稿し、その内容に大きな注目が集まる状況となっています。

という事で、今回はJeff Kaplan氏が挙げた取り組みの主なハイライトをまとめてご紹介します。

  • 開発チームは2016年内と2017年初頭までを視野に入れたコンテンツパッチの開発を進めている。現在は、早ければ6月中に導入される“Competitive Play”の調整とテストに集中しており、毎日複数回のプレイテストを進めていると報告している。
  • 新ヒーローの導入について:“Competitive Play”と平行して、今まさに新ヒーローの開発が進められている。新ヒーローは複数存在し、氏は登場が近づいているものから、かなり先の導入を予定しているもの、さらに日の目を見ないかもしれない数人のプロトタイプヒーローの存在を挙げている。新ヒーローの導入時期については適切な時期に改めてアナウンスされる。なお、氏は年内に数体のヒーローやマップが登場することを示唆している。
  • 新マップについて:同じく、幾つかの新マップ開発が進められており、このうち1つがプロトタイプ開発とプレイテストを通過し、公式な開発ラインに乗ったとのこと。現在はアートグループがマップの作り込みを進めており、初期デザインのラフなマップと、各種アートが付与されたマップの間でプレイテストが繰り返されている。これとは別に、現在プロトタイプとテスト段階のマップが少数存在し、上手くいけば幾つかが実際のマップとなり、幾つかは完全に廃棄されるとのこと。
  • 現在、開発チームはデイリーな業務として新ヒーローとマップの開発を進めており、これらは事前情報通り無料コンテンツとしてアップデートに組み込まれる。
  • 観戦機能の強化について:氏は幾つかチームが注目している機能の1つに、スペクテーターと放送、オブザーバー機能に改善を加えたいと説明している。これらの改善は今のところ開発段階になく、デザインやプランニングの段階にあり、すぐに導入されるといった類いの取り組みではないものの、Blizzard内部では毎日の会話に話題が上る重要な要素とのこと。
  • ハイライトと“Play of The Game”について:こちらも以前に言及があった通り、改善が計画されており、実現したい多くのクールなアイデアが存在するとのこと。今のところ具体的なアイデアや導入時期については明かされていない。
  • ウィークリー・バトルとカスタムゲームの改善について:また、Blizzard内部ではウィークリー・バトル(Weekly Brawls)とカスタムゲームに関する議論が多く交わされているとのこと。Blizzardは予てから明言しているとおり、これらがクールな要素ながらまだ完全ではないと感じており、サーバブラウザ導入の是非を含め、様々な改善を検討しているとのこと。ただし、これらの拡張は多くの開発を必要とすることから、一先ず直近の計画には含まれていない。氏によると、Blizzardが夢想する世界では、プレイヤーが11人の友人や見知らぬプレイヤーと共にカスタムゲームの楽しいルールをプレイし、EXPを獲得しているとのこと。
  • プログレッションシステムについて:氏は長期的な計画として、プログレッションの改善を挙げており、さらに多くのカスタマイズオプション(ランダム化など)を加えたいと説明している。この中には、1度に複数のスプレーやボイスを利用するといったアイデアが存在しているほか、幾つかとてもクールな新コンテンツが存在しているとのこと。
  • この他、小規模なソーシャル機能の継続的な拡張を検討しており、小さな機能追加によってチームゲームとしての側面を細かく改善したいとのこと。
  • さらに、マッチメイキングやカスタムゲームの高帯域幅オプションに対する調査、プロトタイプ開発を支援するための機能など、派手なコンテンツや機能ではないものの、楽しいコンテンツを支えることに関係する幾つかの技術的な取り組みが進められている。また、終わりのないバグ修正も継続的に進められている。

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