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本日、Eurogamerが公開したJeff Kaplan氏のインタビューから浮上した直近の改善やバランス調整に関する話題をご紹介した「Overwatch」（オーバーウォッチ）ですが、公式フォーラムでは連日Jeff Kaplan氏やStephanie “Lylirra” Johnson女史がコミュニティのフィードバックに様々な回答や見解を寄せており、今後の改善やアイデアについて意義深い意見交換を進めています。

という事で今回はJeff Kaplan氏がBluepostで言及した幾つかのちょっとした改善やアイデア、今後の取り組みに対する見解や示唆など、幾つか気になる発言の概要をまとめてご紹介します。

• 外観カスタマイズのランダム化機能：これは、スキンやエモート、ビクトリーポーズといった外観カスタマイズ系のアイテムをリスポーンやマッチ毎にランダムに切り替える機能のアイデアを提示したユーザーに対し、Jeff Kaplan氏がとても気に入ったと応じたもので、既にBlizzardがこれに類する幾つかのアイデアを持っていると述べ、何れかの時期に実現したいと考えていると明らかにしている。
• Blizzardはサーバブラウザを実装したいと考えている：この話題は、先ほどもご紹介したTickrateに絡み浮上したもので、カスタム・ゲームの“高帯域幅”オプションがマッチ全体の0.08％しか利用されていない状況に触れた氏は、誰もが簡単に12人揃ってカスタム・ゲームを開始できるわけではないことを踏まえた上で、いつか、これをより容易にするサーバブラウザを導入したいと説明している。
• また、別の投稿で改めてサーバブラウザについて言及したJeff Kaplan氏は、一部のファンがしばしば“Blizzardは○△□に反対している”と結論づける傾向にあることを挙げた上で、Blizzardはカスタムゲームをよりオープンにしうるサーバブラウザ機能の大ファンだと明言。本当にサーバブラウザを導入したいと考えていることを重ねて強調した上で、今のところこれが最優先の要件ではなく、すぐさま実装に向けて動き出すような段階にはないことを明らかにしている。
• ウィークリー・バトル（Weekly Brawls）の改善について：これは、現行のウィークリー・バトルに対する不満（ミステリー・ヒーローだけプレイしたいetc）に対し、Jeff Kaplan氏が今後の改善とフィードバックの必要性を伝えたもので、氏は現行の“ウィークリー・バトル”が始まったばかりであることを挙げ、同様のフィードバックに基づいた今後の改善に関するクールな計画を持ちあわせていると説明。氏は引き続き好みのモードや、好きではないモードとその理由、プレイ頻度や継続期間の希望など、さらなるフィードバックを求めている。なお、アイデアの1つとして、氏はいつか“ウィークリー・バトル”向けのリワードを用意したいと示唆している。
• 新しいロボットヒーローに対する見解：これは、オムニックヒーローが2人（ゼニヤッタとバスティオン）しかいない！もっとオムニックが欲しいと嘆く機械萌えのファンにJeff Kaplan氏が語り掛けたもので、氏はBlizzardもロボットが好きだよ、とbeep音を鳴らしながら発言しています。（※ 余談ながら、過去に公開されたコンセプトアートには、ウィンストンが作り上げたAIシステム“アテナ”のロボットやマッシブなオムニック系のロボットが登場していたほか、ウィンストンの出自を描いた第1弾短編アニメーションにも未見のロボットが2体ほど登場していました。）