かつて1994年にセガがメガドライブ延命用の周辺機器として開発し、初代プレイステーションの発売日にローンチをぶつけ、歴史に残る爆死を遂げたスーパー32X、本体に32bitのRISCプロセッサを2台搭載したハードを重ね乗せるあまりにもセガらしい意欲的なハードでしたが、最終的に20本にも満たないタイトルラインアップで様々な物を巻き込み終焉を呼び込んだ侠気のあるプロダクトでした。
先日、EdgeのインタビューにMGSのVPを務めるPhil Spencer氏が登場し、来る「Kinect」のローンチと販売戦略や意気込みについて語り、前述の”スーパー32X”の名を挙げ、Kinectは新たなスーパー32Xではなく、長期的なコミットを約束する物だとの意気込みを顕わにしました。
ローンチ前に”これ”はスーパー32Xでは無いと語る事と、今後大きなカジュアル市場も視野に入れ広いオーディエンスに訴求する為の大きなカギとなるKinectをスーパー32Xを例に比較する事に色々な疑問が浮かんで止みませんが……、Spencer氏はKinectはアクセサリーでは無いと語り、プラットフォームであると明言、今後マイクロソフトが行う事全てに横切って行き渡る物で、決してスーパー32Xの様な存在では無いと断言しています。
さらに氏はKinectのローンチがマイクロソフトにとって、オリジナルXboxやXbox 360のローンチよりも大きな意味を持つものだとも発言、Kinectへの期待値とゴールが非常に大きい物である事を強調しています。
また、インタビューの中でEdgeが日本語の音声認識サポートをローンチ段階からサポートした事について言及、その理由をSpencer氏に尋ねた所、氏は日本のクリエイティブな開発コミュニティはマイクロソフトの成功のコアだと発言、日本のパブリッシャーがXbox 360上で21億ドル以上のソフトウェアを売り上げており、それは非常に著しい結果だと、日本のデベロッパを重要視するスタンスを見せています。
さらに氏はマイクロソフトにとって重要で成功を収める為の強力なツールである日本の開発コミュニティを促進したいと明言、これを大きな理由として、日本国内のデベロッパーが自国の言語で開発を進め、国内市場に提案出来るベースを構築する為に日本語の音声認識サポートを組み込んだと明らかにしています。
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