[2010年ありがとう] アニメーションや音楽ネタ、映像作品いろいろまとめてオブザイヤー!

2010年12月30日 10:00 by katakori
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Armcannonの中心人物Danimal Cannon氏による「悪魔城伝説」のハードロックバージョン

ここまでゲーム技術と愉快ネタをまとめた年末企画、本日はアニメーションや音楽ネタなどを含む映像作品の特集をお届けします。今年もいよいよあと二日、今日のネタはちょっとした休憩に適したゲーム絡みの物から全く関係無いエクストリームな物まで各種取りそろえてありますので、お掃除や年末行事の一休みにどうぞ!

少女の美しい悪夢をflashで描いたWebサイト「Ana Somnia」

「Ana Somnia」

こちらはアートとデザイン、音楽、プログラムを融合させた作品を多く手掛けるRostlaubスタジオのアニメーション作品「Ana Somnia」(※タイトルのリンクから作品サイトへリンクします)です。

本作品は簡単な仕掛けと共に始まる少女の夢を想像力豊かなモチーフと圧倒的な量のアニメーションで構成した作品で、恐ろしく繊細で緻密に見えるアニメーションは多くのパーツを用いたスクリプト制御によって無数のバリエーションを生み出され、見る度に全く違う世界を体験する事が可能。いつ果てるとも知れない”悪い夢”感が素晴らしい作品となっています。

Stephane Halleux氏が手掛けるキュートな映像作品「Mr. Hublot」

これはベルギーのアーティストStephane Halleux氏が手掛けている映像作品の新作「Mr. Hublot」の予告映像。Mr. HublotはZeilt ProdactionとHalleux氏が共同で進めているプロジェクトで、現在資金調達中との事。

これまでスチームパンク風のどこか懐かしい可愛いキャラクター達の人形や彫刻作品などを手掛けてきた氏ですが、新たに手掛けるこの映像作品も氏のテイストをそのままに、リリカルで少しおかしくもあり、そしてチャーミングな世界が創られている事が映像の端々から溢れ出ています。

これはクサい!MMORPG”Runes of Magic”をフィーチャーしたアカペラメタル「Van Canto」の新曲PVの様子がおかしい

2006年にデビューを果たしたドイツのアカペラメタルバンド「Van Canto」、デビュー以来単なるネタバンドとは笑えない超絶テクニックと圧倒的なクオリティで、どう聞けばいいのか困る不思議なバンドの1つですが、なんと新曲”Magic Taborea”で世界各国で運営されている無料MMORPG”Runes of Magic”をフィーチャーしたPVを公開、超クサいシンフォニックでハイクオリティな名曲に仕上がっています。

ゲームコントローラーを駆使したブラジルのパーカッションバンド「Percussivo Mundo Novo」

iPadをカオシレーター的に使ったソロが凄い!

こちらはブラジル北東部の都市サルヴァドールで活躍しているパーカッションバンド「Percussivo Mundo Novo」の映像です。Percussivo Mundo Novoでは見ての通りWiiリモコンやギターヒーローコントローラー、ジョイスティックといったゲームデバイスを始め、iPad等も取り入れた新しいデジタルパーカッションの形を追求しており、所謂”やってみた””作ってみた”系の作品とは一線を画する圧倒的なクオリティを実現している事が判ります。

ヒップホップ的な要素やパーカッシヴなラップが印象的で、意外と耳にする機会が少ない所謂”今”のサンバを映し出すPercussivo Mundo Novoの楽曲は必聴です。

開いた口が塞がらないシンクロニシティPV!”OK Go”の新曲「White Knuckles」

何をどうすればこんな物が出来上がるのかさっぱり判らない「White Knuckles」PV

以前からHere It Goes AgainThis Too Shall PassのトンデモPVで最早PVを撮る為に曲を作っているのではないかとすら感じられるシカゴの4人組ロックバンド”OK Go”の新曲「White Knuckles」はこれまで以上に有り得ない奇蹟の様な映像作品でこれまでの集大成とも言えるようなPVに仕上がっていました。……恐るべし!

パンを焼いて作ったストップモーションPV”OK Go”の「Last Leaf」

こちらは”OK Go”がSamsungの新デジタルカメラNX100のプロモーション用に制作したトーストを焼いて作ったストップモーションによるアニメーション作品です。

なんとも切ないテイストとノスタルジーが同居するこのPVはNX100で撮影され、使用されたパンはなんと215斤(2430枚)。使用された食パンは賞味期限の切れた物で、パン達は今回の利用で廃棄処分を免れたとの事。

塩化ビニル管を利用したシロフォン?でマリオや007を演奏

こちらは塩化ビニル管を利用して作成したシロフォンの様なオリジナル楽器の演奏映像で、トルコ行進曲や山の魔王の宮殿といった古典からマリオに007のテーマ、ライク・ア・ヴァージン、サバスのCrazy Train、EUROPEのThe Final Countdownまで、見事にテンションの上がるセットリストとなっています。

驚くべきはこのお兄ちゃんのテクニック!良い音を出すことも難しそうなこの奇妙な楽器を見事なストロークで正確に演奏する姿はなかなか凄まじいものが有ります。また所謂”上がる”曲が始まった時の観客の盛り上がりも必見、マリオの愛され具合が良く判る楽しそうな歓声も聴き所です。

アメリカのギークバンドCorporealによるHaloテーマ

こちらはアメリカのギークバンドCorporealが演奏したHaloテーマ映像です。見た目と明らかにそぐわない超クオリティのプレイが抑えたテンションで展開されています。

ホセ・ゴンザレスが歌う「Red Dead Redemption」の”Far Away”が鳥肌

サマソニでの来日や年末VGAでのライブも素晴らしかったスウェーデンのミュージシャン”ホセ・ゴンザレス”が歌う「Red Dead Redemption」の”Far Away”、これ以上ないシンプルな弾き語りですが、それだけに素晴らしく空間的なホセ・ゴンザレスの音と声が直球で心まで届く鳥肌物のクオリティに仕上がっています。

木製ロボットドラマーとおっちゃんによる”魂がロック”なセッション映像

この映像はロボットドラマーのSpruce Deuce君と、それを作ったおっちゃんによるセッションの様子を収めた物。Spruce Deuce君はMIDIサーボコントローラで制御されており、ダブルストロークもなんのその!ちゃんとキックも踏んでいます。

映像の後半では二人によるセッションが収められており、モダンでジャジーな楽曲が演奏されていますが、その魂は間違いなくロック、Spruce Deuce君かっこいい!そして何気におっちゃんがうまい!

作り方:トランペットは簡単

もう全くゲームに関係ありませんが……トランペットの簡単な作り方がばっちり判る映像をご紹介。これでマウスピースだけあればいつでもほらこの通り!ってできるかあ!こちらもおっちゃんがとても巧み。

風船ベースと木箱パーカッションによるセッション

全くゲーム関係ないその2……こちらは風船とゴムで作ったベースと木箱をドラム代わりに演奏する奇妙な映像作品で、謎の風船ベース”Balloon Base”を自在に操るのはAddi Somekh氏、Balloon Baseを中心に様々な活動を行っているようで、YoutubeにBalloon Baseチャンネルも開設しています。色々な演奏が用意されているので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

これは抵抗できない、おっぱい最強な「Team Fortress 2」のナイススパイ

メタルギアシリーズ伝統のエロ本トラップ、本当に人間(男共)はこれに引っかかるのか?!実際に「Team Fortress 2」でこれをやってみたスパイプレイの映像がYoutubeで公開されています。用意されたのはみんな(男共)大好きキーリーハゼルのグラビア画像……本当に面白いように引っかかる哀しい人間の性がたっぷりと描かれた愉快な映像となっています。

しかし……みんなちゃんと正面から見ようとするのが微笑ましいwwwwボイスチャットの様子もしっかり収められており、その阿鼻叫喚な地獄絵図から発せられる文字に起こせない叫び声がまた輪を掛けて愉快な状況を物語っています。だって……そりゃ見るよねぇ!

アナログだけど超ハッピーな人力手動テトリス!

この映像はスペインでアート活動を行っているcodecoが制作したアナログな人力テトリスの展示光景です。ブロックを落とすのも人なら、下で揃えるのも人、積み上がったブロックを元に戻すのも全て人力!(※ 揃ったラインは消えません)

のんびりした企画ではありますがプレイするみんなの嬉しそうな様子!みんなハッピーで楽しそうです。しかしゲームはのんびりハッピーな雰囲気とは裏腹に、ブロックの落下が早いわ&上から落とす役のおっちゃんが雑に二つ一緒に落としたりと、なかなかカオスな様相。組み合わせる方のパニックぶりも秀逸で、なかなか愉快な事になっています。

おっちゃんにスコアを書いてもらってみんなで比べてる様子なども本当に楽しそうで、近年多様化の一途を辿るゲームの”楽しさ”の一番シンプルな部分を垣間見たような、そんな気もします。

バイクでまさかの隠し芸

「BMW」

説明してしまうとぶちこわしなので是非ご自分の目でご確認下さい。すごい……!

高クオリティ恐るべし……映画アイアンマンのパロディ「Iron Baby」!

こちらはトニー・スタークがもしも赤ちゃんになったら……というネタをオフィシャルかと感じる程のハイクオリティで実現したパロディ映像「Iron Baby」。監督はカナダの映画製作者Patrick Boivin氏、主演の赤ちゃんはBoivin氏の娘!ほんとに自分の娘が可愛くて可愛くて仕方ないんだろうなぁ……。で、アイアンマンスーツなど3D映像の制作が娘の叔父さんにあたるアーティストのstrob氏、身内で固めてこの超クオリティ……恐るべし。

スターウォーズのスノーウォーカーが我が家のペットだったら……

上の”Iron Baby”を手掛けたたPatrick Boivin氏の新作映像がこちら、スターウォーズに帝国軍の主力兵器として登場するAT-AT(通称スノーウォーカー)が自分の家のペットだったら……という作品です。映像ではAT-ATがまるで本物のワンコの様に躍動感溢れる動きを見せており、技術も凄いがとにかく可愛い!

ライティングとカメラワークでここまで変わる……「Modern Warfare 2」No Russianのマシニマ作品

こちらは「Modern Warfare 2」の”No Russian”をモチーフにしたマシニマ作品です。圧倒的な超クオリティで再構成された衝撃的なステージ映像は、カメラワークとライティングで大きく印象が変わっており、如何に近年のライティングや影周りの映像技術がリアルさに貢献しているのか、如実に表しているとも言えそうです。

Danny MacAskill氏による超絶技巧ライディングとエディンバラの神々しい景色がマッチする芸術的な短編作品

この映像はストリートトライアルで活躍するスコットランド出身のプロライダーDanny MacAskill氏のフリースタイルライディングを収めた短編映像作品”Way back home”です。映像ではエディンバラ城を始め、ノースバーウィック、Inchgarvie島のバンカーやスコットランドの水力発電所など、息を呑む様な美しい景色をバックに氏の信じられない超絶テクニックがこれでもかと収められています。

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skyrim記リターンズその136
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