doope!

現在テキサスのオースティンで開催されているGDC Onlineにて行われたセッションにSonyのChris Norden氏が登壇し、新型携帯デバイスとして注目を集める「PS Vita」が基本無料プレイをサポートしていることを明言、多くのビジネスモデルにPS Vitaが対応していることを強調しました。

基本無料プレイタイトルのサポートについてはNGPのコードネームで呼ばれていた時代にSOEのボスJohn Smedley氏がフリーミアムMMOに最適なプラットフォームになるだろうとの見解を示しており、今後各種コンソールがF2P対応に迫られるのも時間の問題だとの発言を行っていました。

なお、GDC Online会場でF2P対応を明らかにしたChris Norden氏ですが、決済方法については明らかにされておらず、今後改めて注目が集まる要素となりそうです。

「PS Vita」のタイトルは小売のローンチと同日にデジタル版購入が可能

Chris Norden氏はPS Vitaのデジタル版タイトルに関するローンチのタイミングについても言及、小売タイトルのリリース日と同じタイミングでデジタル版の発売が行われることを明らかにしました。Norden氏によるとVita用タイトルはPS3と違い、デベロッパがPSN用と小売用にフォーマットを分ける必要が無く、Sonyに提出した1フォーマットのデータでデジタルと小売の両方に対応可能であることのこと。

また、Vita用のPSNストアはPS3と同様の接続を行い、同じログイン情報が使用されることが明らかにされています。

「PS Vita」のクロック数は未だ明かされず

会場ではPS Vitaのクロック数にも言及が見られましたが、具体的な数値には触れられず、非常に強力なパワーを持ちながらもPS3ほど強力ではないとNorden氏が明言、昨今のモバイルデバイスの幾つかが到達している1.5GHz動作も実現していないと述べ、その理由が放熱によるものであることを明らかにしています。

「PS Vita」はクロスゲーム音声/テキストチャットに対応

また、Chris Norden氏はPS VitaのPSNパーティ機能に言及し、Vitaが異なるゲーム間で音声とテキストのチャットが可能であることを明らかにしています。