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明日いよいよ北米リリースを迎えるBioWareのシリーズ最新作「Mass Effect 3」ですが、既にパッケージを入手したプレイヤーも多く存在する中、Xbox 360版における前作からのセーブデータインポートに一部問題が発生していることが明らかになりました。

今回明らかになったのはクラウドセーブに関する不具合で、クラウドに直接セーブされたMass Effect 2の完了データ及び、クラウドやその他デバイスを経由して別の本体へと移動したセーブデータをMass Effect 3に直接読み込む事が出来ないというもの。

そんな中、EAがこの問題について以下の様な解決法と見解を発表しました。

• クラウドに保存されたセーブファイルを、オリジナルのセーブファイルを作成したXbox 360本体に移動させる
• さらに新しいXbox 360本体に移行する場合には、上記の通り一旦オリジナルのセーブデータを作成したXbox 360本体に移動し、その後メモリーカード、USBデバイス、或いはXbox 360HDD転送ケーブル等を使用し、新本体へと移行

という事で、セーブデータの移行には元のセーブデータを作成したXbox 360本体が必要となるわけですが、EAは前作のセーブデータを利用出来ないケースについても記載しており、現在のところクラウドに保存されたME2の終了データを作成したオリジナルのXbox 360本体が存在しない場合はセーブデータのインポートは不可能とのこと。

EAは代替策として、前作の終了間際のセーブデータを利用し再びMass Effect 2のエンディングを迎え新たに作成されたデータならロード可能ながら、動作の保証が出来ない旨を記しており、最終的にプレイヤーがファンコミュニティが作成したカスタムデータやツールなどを利用せざる得ない状況を経験するかもしれないことを理解していると述べ、問題に関する謝罪の意を明らかにしています。

待望の国内版リリースも近づく今、上記の状況に当てはまる方は今のうちにデータの移動など対策を進めておいた方が良いかもしれません。