doope!

2007年のQuakeConでカーマックがその存在を示して以降、未だ水面下での開発が進められているidの人気シリーズ最新作「Doom 4」ですが、本日idのリードプログラマーBrian Harris氏が“Doom 4”の開発が次世代機にシフトしたことを示唆する発言を行った直後に、Twitterのアカウント（※ @idBrianHarris）を削除し、真偽の程に注目が集まる状況となっています。

これは、Doom 3 BFGのGPL適用ソースコード公開を無事終えたBrian Harris氏に対して、現在取り組んでいるプロジェクトは“Rage SDKか、それともDoom 4か”と質問したファンに氏が直接答えたもので、氏は「現在は、家で新しい女の子の赤ちゃんの世話をしている。私は戻ったら、ビッグプロジェクトを新プラットフォームへと移行させるサポートを行うだろう」と発言。その後何らかの理由でTwitterをアカウントごと消去しました。（※ 質問したCarter Brayさんの発言は今も確認可能）

Brian Harris氏は2010年の4月から2012年1月まで“Doom 4”のリードプログラマーを務めていた人物で、その後Doom 3 BFGに携わった経緯を鑑みれば、このビッグプロジェクトがDoom 4を示すものであることは容易に想像がつくところで、今後真偽の確認が行われるか動向が気になるところです。

なお、既にアカウントが消去されたことから、この発言が本当にHarris氏本人の物であるのかというのが1つ争点と言えそうですが、カーマックがTwitter上で過去にBrian Harris氏（@idBrianHarrisアカウント）と会話し、Doom 3 BFGのコード配布時にもBrian Harris氏のアカウントと併せて進捗を報告しており、Twitterのプロフィール写真にも本人のプライベートな写真が使用されていたことから、氏本人であることはほぼ間違いないと考えられます。

なかなか正式発表が行われないDoom 4ですが、今年は次世代コンソール発表の噂も囁かれており、両者の関係は今後注目すべき動向の1つだと言えるのではないでしょうか。