連邦破産裁判所が「THQ」の資産売却に“待った”、ワーナー・ブラザーズを含む新たな参入に向け入札を数週間延期か

2013年1月7日 11:25 by katakori
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「THQ」

昨年12月19日、米連邦破産裁判所にChapter 11(再建型の倒産処理手続)の申請を行い、“Clearlake Capital Group”に6,000万ドルで資産を売却する意向が報じられていた大手パブリッシャー「THQ」ですが、1月9日に予定されていた資産売却のオークションがどうやら数週間延期され、ワーナー・ブラザーズを含む幾つかの企業が入札への参加を検討していることが明らかになりました。

これはTHQの債権者達が、今回のTHQとClearlake Capital Groupによるスピーディな資産売却が、債務の支払い能力を最大限に確保するためではなく、THQのスタッフとリーダーシップへの被害を最小化するように立案された計画で、THQが個々のタイトル(IP)を評価するために十分な情報を与えなかったと連邦破産裁判所に訴え出たことによるもので、Mary F. Walrath裁判官がこの訴えを認め、11章申請時に発表された“Clearlake Capital Group”への売却計画を却下しました。

債権者は約3週間の入札延期を求めていますが、現時点ではオークションがどの程度延長されるのか決定しておらず、本日以降も続く聴聞会の結果と報告が待たれる状況が続いています。

また、今回行われた聴聞会にはワーナー・ブラザーズの弁護士Howard J. Weg氏も出席し、THQ資産の買収にワーナーが興味を示していることを明言しており、海外メディアでは早くもRockSteady製のSaints RowやNetherRealmによるDarksiders格闘ゲームといったインパクトのある“if”が話題となっています。

以前にはUbisoftも興味を示していたTHQの資産売却が最終的にどのような着地を見せるのか、場合によってはゲーム業界全体に激震が走るポテンシャルを秘めた事案でもあり、明日以降の動向に改めて大きな注目が集まるところです。

情報元:Joystiq

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