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今月7日にWii U専用タイトルとして開発が進められ2月のリリースが予定されていた“Rayman Legends”が、マルチプラットフォーム対応を果たすビジネス的な決定に伴い、9月に延期されたことが判明し、既にWii U版の開発が完了している状況を含め内外で大きな話題となっていました。

さらに、この決定を受け、開発を担当したUbisoft Montpelierのスタッフ達が自らUbisoftの決定に対する抗議活動を行い、そこにシリーズの父としてUbisoftを象徴する開発者であるMichel Ancel氏が参加するなど、内部の不和を予見させる動きが見られましたが、この動きを受けたものか、ここ数日海外でMichel Ancel氏が5～6名のスタッフを連れてUbisoftを退社したという噂が再燃し、待望の続編「Beyond Good & Evil 2」登場の望みが潰えたのではないかと心配される状況が続いていました。

そんな中、Eurogamerが噂の真偽について確認を行ったところ、Ubisoftはこれを“全く根拠がない噂”だと一蹴。Michel Ancel氏は現在Xbox 360とPS3版“Rayman Legends”の開発に取り組んでおり、“Michel AncelとUbisoftはこの噂を断固として否定する”と強くアピールしました。

さらに、先日Sonyが開催したPlayStation Meetingのイベント終了後に行われた海外Kotakuのインタビューに登場し、“Beyond Good & Evil 2”の状況について語ったUbisoftのCEO Yves Guillemot氏は、本作のに関する具体的な情報は明かせないとし、対応プラットフォーム等も限定せず、ただ“Beyond Good & Evil 2は登場する”とシンプルなコメントを寄せています。

発表以来続く困難な開発状況に様々な噂と憶測が報じられる期待作“Beyond Good & Evil 2”とMichel Ancel氏の動向ですが、次に具体的な続報が届けられるのはいつになるのか、不安なファンを安心させる吉報が待たれるところです。