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今月3日に、Microsoftが日本を含む28地域向けのローンチスケジュールを発表し、9月23日に発売を迎えることが報じられていた中国市場向けの「Xbox One」ですが、週末にMicrosoftがプレスリリースを発行し、中国市場向けのローンチが急遽延期となったことが明らかになりました。

プレスリリースによると、延期の理由は“中国のファンに可能な限り最良のXbox One経験を届けるため”とされており、具体的な要因については明らかにされておらず、新たな発売時期として“今年の終わり頃”を予定していることが報告されています。

また、Polygonの確認に応じたMicrosoftの広報は、Xbox Oneのゲーミングとエンターテインメント経験を伝えるために、ローンチの計画を立て直す必要があったと説明。また、9月22日に上海のパールタワー（東方明珠電視塔）で開催されるローンチイベントは、100台の“Xbox One”プレゼントを含め予定通り開催され、プレオーダー済みの購入者には何らかの特別な追加ボーナスが与えられるとのこと。

余談ながら、上海のBesTVと提携し販売される中国市場向けの“Xbox One”は、中国政府が2000年に実施した家庭用コンソール販売の禁止と、昨年9月に発表された上海経済貿易試験区域向けの暫定的な解除措置を経て、初めて認可を受けたゲームコンソールとして発売が決まったもので、PCゲームを中心に130億ドル規模の市場を持つと言われる中国ゲーミング市場に与えるインパクトと巨大な新興市場のポテンシャルに注目が集まる状況となっていました。