先日、ESRBレーティングがこれまでの“T”(Teen、13歳以上)から“M”(Mature、17歳以上)に変更となり、Rocksteady Studiosが例えレーティングを上げても削除できないと主張した何らかの厳しい表現を盛り込むことが報じられた「Batman: Arkham Knight」ですが、新たにESRBレーティングのサマリーが更新され、“M”への変更をも厭わなかった表現の要因と思われるディテールの一部が明らかになっています。
今回は、このレーティングと強い表現に関する情報をご紹介しますが、内容には軽度なネタバレが含まれますので、気になる方は十分にご注意下さい。
■ ESRBのレーティングサマリーに記された表現のディテール
- “Batman: Arkham Knight”は、プレイヤーが主にバットマン役としてゴッサムシティーを混沌に陥れる数人のヴィランと戦うアクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーは悪漢と戦いながらゴッサムの様々なロケーションを調査し、犯罪の現場を調べ、ときおり人質を救出する。プレイヤーはパンチやキック、ガジェット(バットラングや爆発物)を用いる近接戦闘スタイルで戦い、敵の叫び声や一部のテイクダウンはスローモーションや衝撃音を特色とする。(※ これまで“T”レーティングだったシリーズタイトルの全てに存在する既存の表現)
- 一部のシーケンスでは、プレイヤーが敵を射撃するためにマシンガンタレットやロケットを備えたビークルで攻撃する。
- 1つのシーケンスにおいて、敵を拷問するためにビークルのホイールを使用するシーンが存在する。(※ バットマンが情報を得るために敵を拷問にかけるシーンはこれまでに存在しない表現だといえる。この要素が“M”へと変更された要因か)
- カットシーンに拘束された非武装キャラクターが登場する。(※ これまでにも同様の表現あり)
- 大きな血痕や血だまりが犯罪現場に暴力行為の余波として残されている。ある部屋では手術台に乗せられ拷問された人物が血だらけで描かれている。(※ これも“M”表現と思われる)
- プレイヤーはゲーム中に非武装キャラクターもしくは人質を撃つことができる。(※ これも過去に存在しない表現。ただし、バットマンが市民や人質を撃つのか、それともプレイアブルな他の誰かによる行為か、詳細は不明)
- 歓楽街のネオンサインに女性のヌードや性行為を示す文言が確認できるほか、“b*tch”や“gobsh*te”(注:ほら吹きを指すアイリッシュのスラング“Gobshite”、ペンギンの台詞か)、“a*s”がダイアログに登場する。
という事で、おそらく“拷問”に絡む表現に伴い“Mature”に変更された可能性が高いと言える“Batman: Arkham Knight”ですが、一部にはプレイヤーが敵以外のキャラクターを攻撃可能な旨が記されており、先日3巻まで発売を終えたコミック版のブルースが明らかに焦燥感を募らせている様子も含め、来る最新作が一体どんなバットマンを描くのか、ローンチに向けた続報に注目が集まるところです。
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