先ほど、人型のロボット兵や四足歩行兵器、四肢を機械化したプレイアブルなキャラクター、ドローンを含む多彩なガジェット、新Zombiesのティザーまで含むお披露目トレーラーが登場した「Call of Duty: Black Ops III」ですが、初のプレイ映像公開に併せて大手メディアのプレビューが一斉に解禁され、3年体制への移行後初の作品にふさわしい大量の新要素が判明しています。
今回は、一先ずこれまでと全く異なるキャラクターや武器のカスタマイズ要素、PC版の最小動作要件を含むマルチプレイヤーのディテールをまとめてご紹介します。
スコアストリークとクラスクリエイトを刷新する9人の“Specialist”
- “Call of Duty: Black Ops III”は、従来のクラスクリエイトシステムを廃止し、“Specialist”と呼ばれる9人のキャラクターが導入される。“Specialist”は、それぞれ“Power Weapon”と呼ばれる専用の武器と専用のアビリティを持っているが、プレイ時にはどちらかを選択する必要がある。
- Specialistに用意された“Power Weapon”とアビリティの選択は、前作のスコアストリークをアレンジしたもので、自動的に進行する専用のゲージが貯まった際に選択した武器/能力が使用可能となるが、敵のキルやオブジェクティブの達成によってゲージの進行を早めることが可能となっている。Treyarchによると、このゲージは何もしていない場合、約4分ほどで専用武器/能力が使用可能になるとのこと。ただし、このバランスは今後の調整対象となっている。
- Specialistの専用武器/能力用ゲージは死亡後もリセットされない。
- 既にハンズオンイベントも行われており、固有の名前を持つ4人の“Specialist”が判明している。なお、“Specialist”にはそれぞれ固有のプログレッションが用意され、個別にレベルアップ可能となっているとのこと。
- 四肢を機械化した男性兵士“Ruin”(Donnie Walsh)
- Power Weapon – Gravity Spikes:空中に高く飛び上がり、その後地表の敵を強襲するエリア攻撃
- Ability – Overdrive:移動速度を高速化する能力
- 犯罪組織54Iの女性兵士“Seraph”(Zhen Zhen)
- Power Weapon – Annihilator:通視線上の敵を複数貫通する非常に強力な大口径のリボルバーを使用
- Ability – Combat Focus:獲得スコアにボーナスが加算されることで能力ゲージの進行が早められる
- ブラジルの特殊部隊に所属する女性兵士“Outrider”(Allesandra Castillo)
- Power Weapon – Sparrow:爆発性の矢を放つコンパウンドボウが使用可能となる
- Ability – Vision Pulse:短時間、周辺に存在する敵の輪郭をハイライト表示し視認可能にする
- Coalescence社が設計したプロトタイプの戦闘用ロボット“Reaper”
- Power Weapon – Scythe:Reaperのロボットアームが強力なミニガンに変形する
- Ability – Psychosis:3体の移動するクローンをデコイとして投影/展開させ敵の注意を引く
水中戦を含む新たなプレイヤーアクション
- “Call of Duty: Black Ops III”の大きな変更点として、立体機動やスピーディなゲームプレイをもたらす多数のアクションが導入される。
- スプリントが無制限に変更され、オブジェクティブルールの進行ペースが早められた。
- ダブルタップで発動するスラストジャンプが導入。ボタン操作によるホバリングや空中で移動方向を変更する姿勢制御も可能。
- スプリントからしゃがみ動作を行うことで、新たにパワースライドが発動する。
- 新たにウォールランが導入された。
- マルチプレイヤーマップに水中エリアが導入され、水中での銃撃戦や近接攻撃が可能となっている。また、ハンズオンではスラストジャンプを利用し水中から空中へ浮上するシーンも見られたとのこと。
- ドルフィンダイブは廃止された。
- ハンズオンのインプレッションによると、マルチプレイヤーにおけるこれらのアクションは流れるように自然な動作として導入されていたとのこと。
柔軟な武器カスタマイズを可能にする“Gunsmith”
- 以前のクラスクリエイト用システム“Pick 10”を廃止し(Perkとスコアストリーク、武器カスタマイズを個別に分化させた形に近い)、武器のカスタマイズをさらに細分化させる“Gunsmith”と呼ばれるシステムが導入された。
- 1つの銃に対して、光学サイト1種と最大5つのアタッチメント(バレルとクリップ、ストック、サプレッサー等)が割り当て可能となる。
- さらに“Gunsmith”には、前作のカスタムエンブレムを発展させた新要素として武器用のカスタムペイントが導入される。作成したパターンは幾つかストック可能で、作成したペイントを用い武器の外観をカスタマイズできる。なお、エンブレム1つあたり64枚のレイヤーが使用可能で、各銃に3つまでエンブレムを適用できるとのこと。
その他、マルチプレイヤーに関するディテール
- 6月に開催されるE3にて、マルチプレイヤーがプレイアブル出展される。
- 11月6日の発売に向けて、予約購入者向けのマルチプレイヤーベータテストが開催される。実施は1週間から2週間程度の予定で、具体的な開催時期については今のところ不明ながら、ローンチの1ヶ月から2ヶ月前を予定しているとのこと。
- マルチプレイヤーモードは、今のところ“Kill Confirmed”と“Domination”、“Team Deathmatch”の存在が確認されている。ハンズオンの対戦は6vs6だったとのこと。
- 現時点で3種のマルチプレイヤーマップが確認されている。
- Combine:サハラ砂漠に存在する研究施設を舞台とし、オープンな中央エリアとタイトな屋内環境を特色とする
- Hunted:長い通視線を特色とするエチオピアのハンティング用ロッジが舞台となるマップで、水中戦が繰り広げられる水中ルートや滝が登場する
- Stronghold:オープンエリアと局所戦のミックスを特色とする非対称マップ、スイスのアルプス山脈に存在する城が舞台
PC版“Call of Duty: Black Ops III”の最小動作要件
- OS:Windows 7 64-Bit、Windows 8 64-Bit、Windows 8.1 64-Bit
- CPU:IntelR Core i3-530 @ 2.93 GHz または AMD Phenom II X4 810 @ 2.60 GHz
- メモリ:6 GB RAM
- グラフィック:NVIDIAR GeForce GTX 470 @ 1GB または ATIR Radeon HD 6970 @ 1GB
- DirectX:11
- ネットワーク:ブロードバンドインターネット接続
- サウンドカード:DirectX互換
- HDD:不明
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