doope!

昨年末にBohemiaを去り、新スタジオ“RocketWerkz”を設立した“DayZ”の父Dean Hall氏ですが、本日かつてGuerrilla GamesでKillzoneや未発表新作のプロデューサーとして活躍していたSebastian Downie氏がGuerrillaの退社を報告し、ロンドンでDean Hall氏の新プロジェクトに参加すると説明。以前にDean Hall氏を雇用したとの噂が報じられたロンドンのスタートアップ“Improbable”がDean Hall氏の新プロジェクト開発に協力していることが明らかになりました。

Exciting!!!!!!!! https://t.co/09Kek9sncy

— Dean Hall (@rocket2guns) 2015, 5月 20

前述した噂は、昨年11月にDean Hall氏が件の“Improbable”に移籍を進めているとの噂が報じられたものの、その後本人が噂を否定していたもので、今回の報告により噂の発端が“Improbable”とDean Hall氏の協力関係に基づいたものであったことが判明しています。

今のところ、GuerrillaのベテランSebastian Downie氏がどういった形でDean Hall氏の新プロジェクトに参加するのか、詳細は不明ながら、自己資金で進められるDean Hall氏の新プロジェクトと現在の進捗に改めて大きな注目が集まるところです。

予断ながら、今回ご紹介したロンドンのスタートアップ“Improbable”は、26歳という若さでCEOを務めるHerman Narula氏の自己資金で運営されるインディペンデントなスタートアップ企業で、オンラインゲーミングの制限を取り払い新たな経験をもたらすと謳う新技術の開発や、シミュレーション、AI技術等に関する研究を進めているほか、CrytekのGMを務めたNick Button-Brown氏やTom Clancy’s The DivisionのテクニカルアートディレクターKajfa Tam氏、Killzone: Shadowfallのサウンドディレクターを務めたLewis James氏といった著名な開発者を中心にLionheadやUbisoft、The Creative Assembly、Guerrilla出身の開発者が多数在籍していることが判明していました。