本日、QuakeCon会場で行われた来場者向けのクローズドなプレゼンテーションにて、多数の新要素がアナウンスされたBethesda Game Studiosの人気シリーズ最新作「Fallout 4」ですが、今回報じられた大きな変更の1つとして従来の“Perk”と“S.P.E.C.I.A.L.”にまつわるプログレッションシステムの刷新が挙げられます。
先だってご紹介したプレゼンテーションのまとめ記事にて、この新システムに関する概要を簡単にご紹介しましたが、その後公開された各所のプレビューからより詳細な両者の関係とプログレッションの仕様に関する幾つかの情報が判明しており、“Fallout 4”はこの“Perk”と“S.P.E.C.I.A.L.”の関係を深く掘り下げることで、これまで存在した各武器カテゴリやロックピック、修理、会話といった項目を含む従来のスキルそのものを廃止したことが判明しています。(※ 従来のスキルを新Perkシステムに統合した形に近い)
今回の変更は、キャラクターの育成や特化型を含むビルドに大きく関係する内容となっていますので、“Fallout 4”をプレイ予定の方は1度新たな成長システムの概要を確認しておいてはいかがでしょうか。
- 参考:“S.P.E.C.I.A.L.”は、プレイヤーの基本ステータスを指す文言で、StrengthとPerception、Endurance、Charisma、Intelligence、Agility、Luckの頭文字を組み合わせたもの。“Fallout 4”における各ステータス値の下限と上限は、これまでと同様1から10ポイントまでとなっている。
- 参考:“Perk”はレベルアップ時に1つ取得可能な(スキルとは別扱いの)能力で、“Fallout 3”のPerkは、取得に必要なプレイヤーのレベルやステータス/スキルの要求値がそれぞれに設定されていた。また、一部のPerkは複数回取得することでランクアップが可能だった。
- ステータス値毎に割り当てらる新たな“Perk”システム:“Fallout 4”の新たな変更として、“Perk”が“S.P.E.C.I.A.L.”に直接紐付けられ、ステータス別に個々のPerkが分類されるシステムとなった。これはステータス7種の各ステータス値にPerkを1つずつ割り当てるもの。Strengthを例に挙げると、Strengthの最低値1から最高値の10まで、それぞれの値に対応するPerkが計10種存在している。
- 7種のステータス毎に10種のPerkが用意されることから、Perkの合計は70種に及ぶ。
- プレイヤーがゲーム開始時にStrength“8”のキャラクターを作成し、その後レベルアップした場合、プレイヤーはStrengthに割り当てられた8種の異なるPerkの中から1つを選択し習得することが出来る。
- 従来のスキルは、Perkランクのアップグレードに統合:“Fallout 4”のPerkには前作と同様に同一Perkを複数回取得することでアップグレード可能なPerkが含まれており、70種のベースPerkと追加のランク分を合計したアンロック可能なPerkの総数は275に達する(※ 平均で約4段階のアップグレードが存在する計算となる)。なお、Todd Howard氏は、Perkのランクに前作のスキルシステムを組み合わせたことで、非常にクールなプレイスタイルが構築可能になったと強調している。
- さらに、“Fallout 4”に登場する全てのPerkとアップグレードの効果を、Vault Boyがビジュアルで分かりやすく紹介するVault-Tec社のポスターが用意されている。このポスターは、レベルアップ後のPerk取得時に並べて表示されるもので、未取得のPerk及びアップグレードはグレーで表示され、取得するとカラーのポスターに変化する。
- “Fallout 4”のPerkには、馴染み深い“Bloody Mess”といった能力に加え、対象を威嚇する“Intimidation”や“Attack Dog”、詳細不明の“V.A.N.S”、“Sneak”といった新Perkが確認されている。
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