発売が迫る深海Sci-Fiホラー「SOMA」のストーリートレーラーが公開、作品が描く恐怖の本質に迫るディテールも

2015年9月19日 0:30 by katakori
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「SOMA」

9月22日のPS4とPC/Mac/Linux版発売がいよいよ目前に迫る期待の深海Sci-Fiホラー「SOMA」ですが、新たにFrictional Gamesが惨事に見舞われた研究施設内部の様子を紹介する不気味なストーリートレーラーを公開。さらに、クリエイティブディレクターThomas Grip氏がPlayStation.Blogを更新し、本作の根幹に関わる人間の精神/認知やAIについて幾つか興味深いディテールを明らかにしています。

今回は最新トレーラーのThomas Grip氏が明かしたディテールに加え、大変な録音現場の様子を撮影したサウンドチームの開発映像をまとめてご紹介します。

新たに公開された“SOMA”のストーリートレーラー
  • “SOMA”は、アイデンティティーや意識といった主題に纏わる謎を深く徹底的に調査する作品となっている。
  • 他者の精神に関する問題:リラックスした状態で、周囲の音や状況、様子を見ることに加え、感情の反応、周辺の世界に存在する物質を知覚するといった精神の働きは、自分自身の本質を構築する。これにより人間は自分自身の存在を自ら確かなものとして知ることができるが、他者が同じ知覚や実存を持っていることを確かな事実として知ることはできるだろうか。感情は純粋に主観的なものであることから、(他者が感情や知覚を有していない場合)人があたかも意識を持っているかのように見せることは主観的感覚を含まない機械的な手段で達成可能だと言える。この問題を解決する手段は、多くの人々にとって至極単純で、皆が等しく自身と同様の主観的体験を互いに持ちあわせていると仮定して行動すれば、100%確実とは言えないながらも、確実性はかなり高い。しかし、そういった他者の認識が困難な状況は少なからず存在する。例えば、外部とコミュニケーションを図る手段を一切持たないまま数年を過ごす意識不明の患者が、実はずっと意識を持ち、全てを認識していたケース。さらに困難なものとして、動物は意識を持つのかという問いが挙げられる。この問題をロボットに適用した場合、問題はさらに困難となる。彼らが意識を持つ人間のように振る舞う場合、我々は彼らが人間だと考えるべきだろうか。さらに、機械が自意識を持つことを人類が知り得た場合、彼らには我々と同じ権利が与えられるべきだろうか。SOMAのゲームプレイにおいて、プレイヤーはこういった問いに類する問題に直面する。
  • 患者が自らの疾病を否定する奇妙な事例:自身の体を見下ろして、四肢を動かし、肌を感じる。自身の動きを自ら知覚するとき、多くの場合自分自身がかなり正確な知覚を持っていると確信できる。実際、自分自身が存在することを知るために、自分自身を積極的に視認する必要はなく、自分自身で自らの体を指でつついて確認する必要もない。目を閉じても自身の体が全てそこに存在することを知ることができ、自身の体を知る人間の能力は当然誰もが持ちあわせる世界で最も確実な事実のように感じられる。一方で、“Anosognosia”と呼ばれる患者が自らの疾病を否認する特別な状況下では、例えば片方の腕が全く動かせない場合に、患者が意識的に腕を動かせないという状況を否定するケースが存在する。医者がこの患者に“腕を動かすことができるか?”と質問した場合、彼らは“はい”と答え、あたかも手を動かしているかのような動作を見せる。さらに、診察を進めた場合、彼らは腕が動かないことについて弁明をはじめ、“腕を動かせないとは感じていない”と語る。傷の否定はさておき、こういった状況下における認識と自覚の能力は素晴らしい働きを見せている。自身が明確に知覚できる機能的な2本の腕を持っている、という認識を他者に知らしめるために主張する場合、人間は故障した機械のように奇妙な説明を始める。これは、ある意味で人間の精神と物質的な境界に踏み込んでいるように見える。脳の損傷は人間であることの要素を破壊し、その下層に存在する機械的な何かを曝いてしまう。この要素もまたSOMAに用意された恐ろしい領域の1つである。
  • AIをコントロールすることの危険性:今後AIがますます優秀なものとなる場合、人類はすぐに大きな問題に直面し始めるだろう。我々はどうやってAIが我々の望むように振る舞うことを確認できるだろうか。AIが(物事の判断に)人間の価値を考慮する場合、どうやってシステムをコード化するのか。乗客を乗せた自立走行する自動車を例に考えてみる。万が一この自動車が事故に直面する寸前で、AIが2つの選択肢を持っていると推察できる状況に出くわす場合、あなたならどうするだろうか。1つは、事故を回避し車内の搭乗者の命を救う場合。2つ目、橋から車を落下させ、車内の搭乗者を殺す代わりに、激突し4人が死亡する可能性が生じる前方の自動車の安全を確保する。AIに対して、最大数の命を救うようプログラムする場合、これは潜在的に自身の搭乗者を殺すことができる自動車を生み出すことになる。逆に車内の搭乗者の生命を優先する場合、このAIは搭乗者の命を救うために歩行者をはねながら進むかもしれない。このように、機械に対して人が望むことを知的に行わせることは非常に困難で複雑な問題を生じさせる。我々は、生命の尊厳といった認識は基本的な概念だと当然のように考えるが、AIにとってこれが真実である必要はまったくないと言える。極度に高度な知能を持ったAIにとって、人間が神聖なものとして持つ全てのものが何の意味も持たない可能性が存在する。これは“SOMA”が探求するもう1つの見地である。
オーディオチームのSamuel Justice氏が取り組んだ水の大変な録音
「SOMA」
「SOMA」
「SOMA」
情報元及びイメージ:PlayStation.Blog, Frictional Games

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