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2014年頃からJ.J.エイブラムスとBad Robotがパラマウントで女優メアリー・エリザベス・ウィンステッドを起用し“The Cellar”や“Valencia”といったプロジェクト名で呼ばれた地下シェルターを舞台とする新作の製作を進めていた経緯が話題となっていましたが、本日パラマウントが突如クローバーフィールドの名を冠した新作映画「10 Cloverfield Lane」のトレーラーを発表。J.J.エイブラムスが製作を手掛け、メアリー・エリザベス・ウィンステッドとお馴染みジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jrが出演する新作が、2011年にハイクオリティな“Portal”のファンメイド映像“Portal: No Escape”を発表し話題を呼んだDan Trachtenberg氏の長編映画初監督作品となることが明らかになりました。（参考：過去記事）

Dan Trachtenberg氏は、当時CM映像やTV映画などを多数手掛けていた人物で、“Portal: No Escape”の公開を経て、ニュー・ラインと契約し、Vertigoの人気コミック“Y: The Last Man”の映画化に取り組んでいたものの、その後計画がキャンセルとなり、2014年にBad Robotと共に低予算のポストアポカリプスものスリラーに取り組むことが報じられていました。

J.J.が血族と呼ぶ“10 Cloverfield Lane”が“クローバーフィールド/HAKAISHA”と直接的な関係を持つ作品なのか、今のところ詳細は不明ですが、“Portal: No Escape”で話題を呼んだDan Trachtenberg氏がJ.J.とどんな作品を手掛けているのか、トレーラーに映る地下シェルターの生活や何か恐ろしいことがあったと伝えられる外の世界のその後に大きな注目が集まるところです。